6月17日(日) 阪神11R マーメイドステークス(GⅢ) 芝2000m


マーメイドステークス(ライブ)


【過去10年のデータから(JRA)】


初夏を彩る牝馬の競演!

「第17回 マーメイドステークス」

2006年に開催日程が早まり、負担重量もハンデキャップに変更された。以来、2008年には3連単で193万350円の払戻金額が出るなど、波乱傾向が続いている。今年こそ人気馬同士の決着があるのか、それともまたもや伏兵馬が好走を見せるのか? ハンデキャップレースに変更された2006年以降の過去6年(2006年は京都競馬場で開催)の結果から得られた注目のデータをお届けしよう。


「1番人気」馬に代わって「2~3番人気」馬が奮起!

単勝人気別成績でチェックしておきたいのは、過去6年間では「1番人気」馬はすべて4着以下に敗れている点だろう。それに代わるように「2番人気」馬が2勝を挙げて勝率33.3%、3着内率では50.0%とトップの数値を叩き出している。また、「3番人気」馬も連対率33.3%とトップタイの数値をマークしており、「2~3番人気」馬の活躍は頭に入れておきたい。その一方で、「6番人気以下」からも3頭が勝利、6頭が連対している。下位人気馬の台頭が多いのも、このレースの特徴と言えるだろう。


M1

54
キロ以下が好走率で上位!
負担重量別の成績では、連対率で15%を超えているのが「54キロ以下」の3グループ。その中でも3着内率で「53~54キロ」が29.6%、「51~52キロ」が26.3%と、他のグループを大きく引き離して上位を形成している。2008年に勝利したトーホウシャインは、前走が1000万下クラスのレースで9着に敗れていながらも、このレースでは負担重量48キロという軽ハンデで波乱を演出しており、負担重量「54キロ以下」で出走してくる馬には、少なからずチェックが必要となりそうだ。

M2

前走1800m以上の経験が活きる!
前走の距離別成績では、勝ち馬6頭はすべて「芝1800m以上」のグループから送り出されていた。3着内率でも「芝2000m以上」が33.3%、「芝1800~1900m」が26.1%と上位を占め、距離が長くなるに従って数値が上がる傾向にあった。前走が「芝1600~1700m」グループにはヴィクトリアマイル組もいるが、まだ勝利には手が届いていない。今年もこの傾向が続くのか、注目すべき項目のひとつに挙げておきたい。

M3