62() 阪神11R 鳴尾記念(G) 2000m


鳴尾記念タイトル(ライブ)


【過去10年のデータから(JRA)】


宝塚記念の前哨戦として生まれ変わった伝統の一戦!

「第65回 農林水産省賞典 鳴尾記念」

1951年に創設された鳴尾記念は、各時代のレース体系に応じて施行時期や条件が度々変更されてきたレースである。2006年から2011年は年末に阪神・芝1800m外回りコースで行われていたが、今年は施行時期が初夏の3回阪神に、コースが芝2000mに変更され、6月24日に行われる宝塚記念(GI)の前哨戦と位置付けられた。施行条件が大きく変わったことで、レースの傾向にもさまざまな変化がありそうだ。今回は施行条件に共通点がある過去のJRA重賞をサンプルに、生まれ変わった鳴尾記念でも参考にできそうな傾向を探ってみよう。


“距離延長組”は割り引き!?

今年と同じ条件(3回阪神、芝2000m)で開催された19971999年の鳴尾記念における日本馬の前走の距離別成績を見ると、前走で「2000m未満」のレースに出走していた馬はすべて4着以下に敗れていた。

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また、今年の鳴尾記念とほぼ同じ時期(5月下旬)に同じ距離で(20022009年は中京・芝2000m、20102011年は京都・芝2000m)で開催された過去10年の金鯱賞における前走の距離別成績を見ると、こちらも前走で「2000m未満」のレースに出走していた馬が連対率2.0%と苦戦していた。今年も
前走が「2000m未満」だった“距離延長組”は割り引きが必要かもしれない。

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前走の着順と条件に注目!

過去10年の金鯱賞における前走の着順別成績を見ると、前走で「2着以内」に好走していた馬が3着内率36.7%と優秀な成績をマークしていた。前走内容が良かった馬は素直に信頼できるようだ。

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ただし、前走で「3着以下」に敗れていた馬のうち、そのレースが
「JRA、地方競馬、海外のGI レース」だった馬の3着内率は38.1で、前走が「2着以内」だった馬のそれをわずかに上回っていた。前走が格の高いレースだった馬は、そのレースで「3着以下」に敗れていても前走好走馬と同等に評価すべきだろう。

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外めの枠を引いた馬が有利!?

阪神競馬場の馬場改修工事後の200612月以降で、阪神・芝2000mで行われた3歳以上、4歳以上のJRA重賞16レースにおける枠番別成績を見ると、「5~8枠」だった馬の好走率は「1~4枠」だった馬のそれを大きく上回っていた。今年の鳴尾記念でも、やや外めの枠に入った馬を重視したいところだ。

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