415() 中山11R 皐月賞(GI) 2000m


皐月賞タイトル(ライブ)

【過去10年のデータから(JRA)】

単勝人気別の成績をチェックすると、断然トップの好走率を叩き出していたのが「1番人気」馬で、3着内率は70.0を誇っている。その「1番人気」馬に続き、連対率で2番目に高い数値をマークしたのが「6~10番人気」馬。「1~5番人気」馬と「6~10番人気」馬の出走頭数はともに50頭だが、連対数を比較すると前者が8頭、後者が9頭と、「6~10番人気」馬の方が上回る結果となった。これは、覚えておきたいデータだろう。
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前走のレース別成績に目を転じると、連対馬は「弥生賞」・「スプリングS」・「若葉S」のトライアルレース出走馬に限定されていた。また、上記3つのトライアルレースについても、ある傾向が読み取れた。「スプリングS」が勝率でトップとなっているが、連対率、3着内率では数値が伸びあぐねているのに対し、連対率のトップは「若葉S」、さらに3着内率のトップは「弥生賞」がマークしているのだ。数値の差は決して大きくはないものの、今年の結果を占う1つのヒントになりそうだ。
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近2走の着順比較別成績では、「近2走ともに1着」でここに臨んできたグループが、3着内率40.7の優秀な数値でトップに立っている。やはり、連勝を果たした実力、勢いはここでも上位の存在になると言えるだろう。また、「前々走より前走の着順が上」組は、連対率・3着内率がともに8.9%で、最下位の数値となった。しかし、同グループの勝率は、「近2走ともに1着」の14.8%に次ぐ第2位の7.1%。勝ち馬選びという観点からは、大いに注目したいデータだろう。
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 近3走以内の最低単勝人気別成績にも、要チェックと言えるデータが浮かび上がった。近3走で最低人気が「1番人気」、つまり近3走ともすべて1番人気だったグループは、勝率で21.4%、3着内率で50.0%と高い値を叩き出していた。そして、「4番人気」までは、いずれのグループも3着内率で18%以上の数値をマークしているが、「5番人気」以下になると同10%以下にとどまっている。
近3走のいずれのレースでも、「4番人気以内」に推されていた馬の出走があれば、今年もノーマークにはできないだろう。
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