214() 東京11R 共同通信杯(3) 1800m

 

共同通信杯

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

クラシック戦線の主役に躍り出よ

近年の連対馬の中で、2012年の勝ち馬ゴールドシップは皐月賞と菊花賞を優勝し、同年の2着馬ディープブリランテは日本ダービーを制覇。2014年の勝ち馬イスラボニータは皐月賞を勝ち、2015年2着のドゥラメンテは皐月賞、日本ダービーの二冠制覇を果たし、このレースをステップに日本競馬を代表するスターホースの座へ駆け上がった。今年もクラシック戦線の主役となるべき馬がこのレースから誕生するのか? 目が離せない戦いを前に、過去10年の結果からレースの傾向を分析する。

 

上位人気馬は確実にチェックすべし

過去10年の単勝人気別成績をまとめると、優勝馬10頭中8頭、連対馬20頭中15頭が「1~3番人気」の支持を受けた馬だった。それに対し、「4番人気以下」からは連対馬が5頭しか出ておらず、好走率でも「1~3人気馬」とは大きな差がある。今年も上位人気馬は、しっかりチェックしておいた方がよいだろう。


K1
 

過去の単勝オッズにも注目

過去10年の出走馬について、過去に出走したJRAのレースでの最低単勝オッズ別に成績を調べてみると、「1.02.0倍」の支持を受けた経験のある馬が、40%を超える3着内率をマークするなど、好走率で他のグループを圧倒している。過去に出走したJRAのレースで、ファンから圧倒的な支持を受けた経験のある馬は、このレースでも注目すべき存在となりそうだ。


K2
 

過去の最低着順にも目を光らせろ

過去10年の出走馬について、過去に出走したJRAのレースでの最低着順別に成績を調べると、最低着順が「1~4着」だったグループと、「5着以下」のグループでは、好走率に大きな差が見られる。デビュー以降、大崩れしていない安定感のある馬を重視したいところだ。

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