927() 中山11R 産経賞オールカマー(2) 2200m

 

オールカマー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

下半期のビッグレースを目指す実力馬が集結

「第61回 産経賞オールカマー」

昨年の2着馬ラキシスは、次走でエリザベス女王杯を制し、自身初のGI 制覇を成し遂げた。また、2007年の優勝馬マツリダゴッホ、2009年の2着馬ドリームジャーニーは、それぞれ同年末の有馬記念で優勝を果たしている。秋競馬で行われるGI の前哨戦として古くから親しまれているが、今後も引き続き注目しておくべき一戦と言えるだろう。今回は新潟・芝2200mで行われた2014年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通する傾向を分析してみたい。

 

前走の格と着順がポイント

過去10年の前走の条件別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中28頭は、前走でJRAの重賞に出走していた。一方、前走でJRAの重賞以外のレースに出走していた馬は優勝例がなく、3着内率も5.7%にとどまっている。前走がオープン特別や条件クラス、障害競走、地方・海外のレースだった馬は評価を下げるべきだろう。また、前走で「JRAのGIJpnI」に出走していた馬が3着内率52.6%と高い好走率をマークしているのに対し、前走が「JRAのGIIJpnII」だった馬の3着内率は28.6%、「JRAのGIIIJpnIII」だった馬の3着内率は17.5%にとどまっている。前走でJRAの平地重賞に出走していた馬を比較する際は、そのレースの格を重視したい。


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なお、前走の条件が「JRAのGIJpnI」「JRAのGIIJpnII」以外だった馬のうち、そのレースでの着順が「6着以下」だった馬は3着内率4.3%と、より低調な成績となっている。


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さらに、前走の条件が「JRAのGIIJpnII」だった馬のうち、そのレースで「10着以下」に敗れていた馬は好走例がない。前走で「JRAのGIJpnI」以外のレースに出走していた馬同士を比較する際は、より着順の良い馬に注目したいところだ。


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コース適性の高い馬が優勢

過去10年の連対馬延べ20頭中18頭は、当レースと同じ競馬場(20052013年は中山競馬場、2014年は新潟競馬場が対象)で行われた1600万下から上のクラスのレースで4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬の連対率は3.6%にとどまっている。今年は中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで好走経験がある馬を重視すべきだろう。


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各馬のキャリアに注目

過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中23頭は通算出走回数が「25回以下」だった。一方、「26回以上」だった馬は3着内率10.8%とやや苦戦している。キャリアが豊富な馬は評価を下げるべきかもしれない。


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近年は休養明けの馬が中心

過去5年の前走との間隔別成績を調べると、連対馬10頭中9頭は前走との間隔が「中10週以上」だった。該当馬は3着内率36.7%と好走率も高い。2009年以前は「中9週以内」の馬が好走するケースが多かったが、近年の傾向を重視するなら休養明けの馬に注目したい。


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