325() 中山11R マーチS(G) 1800m



マーチSタイトル

【過去10年のデータから(JRA)】

過去10年の負担重量別成績を見ると、負担重量が「54キロ以下」だった馬は優勝例がなく、連対率・3着内率も10%未満にとどまっていた。一方、負担重量が「57.5キロ以上」だった馬からは7頭の優勝馬が出ており、好走率も非常に優秀だ。全体的な傾向としては、負担重量の重い馬ほど好走する可能性が高いレースと言えるだろう。


 また、前走の負担重量別成績を見ると、前走で「今回よりも軽い負担重量」を課されていた馬が優秀な好走率をマークしていた。前走よりも負担重量が減った馬、もしくは前走と同じ負担重量で出走する馬ではなく、
前走よりも負担重量の増える馬に注目したいところだ。

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走で「5着以内」に好走していた馬だった。一方、前走で「6着以下」に敗れていた馬のうち、優勝を果たしたのは2003年のスマートボーイ(前走フェブラリーS13着)だけで、好走率も低調な水準にとどまっている。今年もまずは前走が「5着以内」だった馬に注目すべきだろう。

なお、前走が「6着以下」だった馬のうち、負担重量が「56キロ未満」だった馬はすべて4着以下に敗れていた。ハンデキャップ重賞とはいえ、前走で下位着順だった馬が負担重量の軽さを活かして巻き返す可能性は高くないようだ。

過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、「関西馬」だった。中山競馬場で行われる重賞だが、関西馬の台頭が目立っている

ちなみに、単勝オッズ20倍以上で3着以内となった5頭は、いずれも「関西馬」だった。前評判が低い馬同士を比較する際は、関西馬を重視すべきかもしれない。

2005年以降、中山競馬場で開催された年の枠番別成績を見ると、「5~8枠」だった馬の好走率が「1~4枠」だった馬のそれを大きく上回っていた。阪神競馬場で開催された2011年を除くと、「1~4枠」で優勝を果たしたのは2006年のヒシアトラス(4枠5番)が最後だ。近年の傾向を重視するなら、外枠の馬をマークしておきたい。

【予想ポイント】


(ハンデ)
トップハンデ馬は好走しやすい
53キロ以下の軽量馬は消し
55キロと56キロが◎
(ローテ)
前走が1600(1)
前走がフェブラリーS(凡走しやすい)
(枠番)
68