82() 新潟11R アイビスサマーダッシュ(3) 1000m

 

アイビスサマーダッシュ

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

毎年のようにシリーズチャンピオンを輩出してきた注目の一戦

「第15回 サマースプリントシリーズ アイビスサマーダッシュ」

サマースプリントシリーズ第3戦のアイビスサマーダッシュは、直線コースで行われる国内唯一の重賞競走だ。ちなみに、過去のサマースプリントシリーズのチャンピオン延べ9頭中6頭は、このアイビスサマーダッシュで優勝していた。昨年はこのレースで4着だったリトルゲルダが、その後北九州記念とセントウルSを連勝してシリーズチャンピオンとなった。シリーズの行方を大きく左右する一戦を読み解くべく、今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通していたポイントを分析してみたい。

 

前走好走馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中21頭は、前走の着順が「5着以内」だった。一方、「6着以下」だった馬は3着内率9.6%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を素直に評価すべきだろう。


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出走馬の年齢とキャリアに注目

過去10年の年齢別成績を調べると、3着内率では「4歳」馬、「3歳」馬、「5歳」馬の順に高い数値をマークしている。一方、「6歳以上」の馬は苦戦しており、中でも「7歳以上」の馬は延べ44頭が出走して3着以内に入ったのは2014年の優勝馬セイコーライコウ(7歳)だけだ。


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なお、通算出走回数別に成績を調べると、「24回以上」の馬は優勝例がなく、3着内率も3.8%にとどまっている。一方、「23回以下」の馬は3着内率31.8%と比較的堅実だ。「6歳以上」の馬の中でもキャリアが比較的浅い馬については、若い馬と同じように評価すべきかもしれない。


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外枠が優勢

過去10年の枠番別成績を調べると、3着内率では「7枠」、「2枠」、「8枠」の順に高い数値をマークしている。内寄りの枠の中でも唯一「2枠」が好成績を残している点は興味深いが、どちらか言えば「7枠」や「8枠」といった外寄りの枠に入った馬が強いレースと言えるだろう。


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近年は先行力の高い馬が優勢

過去4年の3着以内馬延べ12頭は、いずれも1000万下から上のクラスのレース(新潟・直線芝1000mで行われたレースを除く)において、4コーナーを2番手以内で通過して優勝した経験がある馬だった。2010年以前はこの条件に該当しない馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するなら、1000万下から上のクラスのレースを積極策で制した経験がある馬に注目してみたい。


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