2月22日(日) 小倉11R 小倉大賞典(G3) 芝1800m
【過去10年のデータから(JRA)】
伏兵馬の台頭に要注意の一戦
「第49回 小倉大賞典」
昨年は単勝1番人気に支持されたラストインパクトが勝利したが、1番人気馬の優勝は2005年のメイショウカイドウ以来9年ぶりだった。また、2006年以降は9年連続で単勝6番人気以下の馬が連対しており、今年も伏兵馬の台頭には注意しておきたい。今回は中京競馬場で行われた2010年を含む過去10年のデータから、好走馬につながるヒントを探し出したい。
単勝人気とオッズ別の成績をチェック
過去10年の単勝人気別成績を調べると、「6、7番人気」の馬が5勝を挙げている。単勝オッズ別の成績では「10倍台」の馬が5勝、単勝「20倍台」から連対馬が4頭送り出されているのに対し、「7.0~9.9倍」の馬は1頭も連対しておらず、不振となっている点は興味深い。
前走が6着以下だった馬が活躍
前走の着順別に成績をまとめてみると、好走率で上位となっているのは前走で「2着」だった馬。しかし、3着以内馬の数では前走で「6着以下」に敗れていた馬が過去10年で6勝2着5回3着6回と好成績を挙げており、前走の着順だけで簡単に取捨選択しないことが必要だと言える。なお、前走で「1着」だった馬は2着以内に4頭入っているが、そのうち3頭は1600万下クラスを勝ち上がってきた馬で、残る1頭はオープン特別を勝利していた馬だった。
2走前までの成績にも要注目
過去10年の小倉大賞典では、「2走前までにハンデキャップ重賞で2~7着に入っていた」という経歴を持つ馬が9頭連対している。ちなみに、該当馬が連対していない2005年は、ハンデキャップ重賞の中山金杯(4着)からの臨戦だったエイシンチャンプが3着に入っていた。
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