1220() 中京11R 愛知杯(3) 2000m

 

愛知杯

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

寒さを吹き飛ばす熱きハンデキャップ重賞

「第52回 農林水産省賞典 愛知杯」

牝馬限定のハンデキャップ重賞とあって、開催時期が12月に移った2006年以降、1番人気馬の優勝は2006年のアドマイヤキッスのみ。今年も寒さを吹き飛ばすような、熱く激しいレースが期待される。2010年~2011年は小倉競馬場で行われ、2012年からは改修後の中京競馬場で行われているが、それらを含めた2006年以降の過去8回の結果から、レースの傾向を分析する。

 

伏兵馬から目が離せない!

過去8年間の単勝人気別成績をまとめると、連対馬は上位人気馬から下位人気馬までまんべんなく出ており、大混戦の様相を呈している。ただし、連対馬16頭中9頭が「6番人気以下」から送り出されている点は見逃せない。改修後の中京競馬場で行われた過去2年も、2012年が7番人気→10番人気、2013年が12番人気→14番人気という決着になっている。今年も下位人気馬の台頭には警戒しておきたい。


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負担重量は要チェック

また、過去8年間の負担重量別成績では、勝ち馬は「5051キロ」と「55キロ以上」の範囲から出ており、延べ63頭が該当する「5254キロ」のエリアは苦戦傾向にある。また、好走率では「55キロ以上」組がトップに立っている。今年も負担重量は、欠かさずチェックしておきたい。


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条件クラスからの臨戦馬も軽視禁物

過去8年の出走馬の前走のレースを調べると、優勝馬は「エリザベス女王杯」または「1000万下」クラスのレースに出走していた馬から出ている。また、中京競馬場改修後の過去2年の優勝馬はともに「1000万下」からの臨戦馬で、2着馬もともに「1600万下」クラスからの臨戦馬となっており、今年も前走で条件クラスのレースに出走していた馬の軽視は禁物だ。


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