622() 東京11R ユニコーンステークス(3) 1600m

 

ユニコーンS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

今後への飛躍を期す3歳馬の戦い!

「第19回 ユニコーンステークス」

JRAで行われる最初の3歳限定ダート重賞がユニコーンS。この先は7月に大井競馬場で行われるJpnI・ジャパンダートダービー、夏の新潟開催ではレパードSが組まれ、そして秋には古馬との戦いが待っている。層の厚いダート重賞戦線で飛躍していくには、3歳のうちに実績を積み重ねていくことが重要。今年も将来性豊かな馬たちによる熱戦が期待できそうだ。

 

上位人気馬が断然

過去10年のユニコーンSでは、単勝「10.0倍以上」で勝利した馬はゼロ。それに対し、「2.9倍以下」の支持を集めた馬がしっかりと結果を残している。2着馬も10頭中8頭が「10倍未満」と、上位人気馬が優勢だ。ただし、3着には伏兵馬が食い込むケースが多くなっている。


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枠番別の成績にも注目

過去10年の枠番別成績をみてみると、「6枠」から4頭の優勝馬が送り出されている点が目立っている。対して、「1枠」と「8枠」からは優勝馬が出ておらず、「8枠」は2着馬もゼロと、内外の極端な枠に入った馬が苦戦傾向にある。そのあたりは頭の中に入れておきたいところだ。


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前走のレース別成績にも特徴が

過去10年の前走のレース別に成績を調べてみると、もっともユニコーンSと好相性を示しているのが、前走が「兵庫チャンピオンシップ(園田)」だった馬。また、「ダートのオープン特別」から臨んだ馬も上々の成績を残し、「ダートの500万下平場」からの臨戦馬もまずまず健闘している。しかし、前記したレース以外に出走していた馬からは優勝馬が出ていない。


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近走の成績をチェック!

2005年以降のユニコーンSでは、「2走前までに中京・京都・阪神いずれかの競馬場で行われたダートのレースを勝利していた」馬が毎年連対している。この表の中には関東馬が3頭含まれている点も注目に値するだろう。近走の競馬場と成績についてもしっかりチェックしておきたいところだ。

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