4月27日(日) 京都11R 読売マイラーズカップ(G2) 芝1600m
【過去10年のデータから(JRA)】
上半期の古馬マイル戦線の頂点を目指して!
「第45回 読売マイラーズカップ」
2011年までは春の阪神開催の最終週に行われていたが、2012年から1週繰り下げられ、京都開催の開幕週に移動。舞台は以前と変わったが、上半期の古馬マイル戦線の頂点である安田記念へ向けた重要な前哨戦という位置付けに変わりはない。ここ2年は上位拮抗の大混戦で争われており、今年も多数の実力馬による熱戦が期待できそうだ。
単勝オッズ別の成績に注目
過去10年の成績を単勝オッズ別に調べてみると、「2.9倍以下」の支持を集めた馬がまずまずの成績を残している一方で、それに続く「3.0~4.9倍」は苦戦傾向。しかし、「5.0~9.9倍」までのエリアは好成績となっている。また、「10.0~19.9倍」から2頭の勝ち馬が送り出されている点も注目できる。
距離短縮組が優勢
前走の距離別に成績をまとめてみると、「1700~1800m」のレースから臨んだ馬が好成績。前走が今回と同じ「1600m」だった馬も3勝、2着5回、3着6回となっているが、率の上では距離短縮組が優勢だ。逆に前走が「1400m以下」だった馬は、かなりの不振となっている。
外枠の馬に要注目
阪神競馬場の外回りコースで行われた2007年~2011年と、京都競馬場で行われた2012年以降を対象に枠番別の成績をみてみると、7回中4回で8枠の馬が勝利。しかもその4回はここ4年間のもので、その馬番は「18番」、「17番」、「17番」、「17番」となっている。しかし2着馬は「8枠」以外から広く出現しているのが特徴的。また、3着馬が「6枠」から4頭出現している点も興味深い。
重賞での成績に好走のカギが?
過去10年間の出走馬の成績を調べてみると「4走前までに、重賞で4着または5着に入っていた」という馬の連対が多いことがわかった。2011年は該当馬の連対がなかったが、過去10年のうち7回で、該当馬同士のワンツーフィニッシュになっている。
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