119() 京都11R 日経新春杯(2) 2400m

 

日経新春杯

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

この一年の中長距離戦線を展望する一戦!

「第61回 日経新春杯」

2011年の2着馬ヒルノダムールと、2012年の4着馬ビートブラックがそれぞれ同年の天皇賞(春)を制するなど、日経新春杯で上位争いを演じた馬が同年のGI 戦線で活躍する例は少なくない。この一年の中長距離戦線を展望するうえでも、注目の一戦と言えよう。レースに隠された傾向を探すべく、過去10年の結果を分析する!

 

前走1・2着馬が強い!

前走の着順別成績を見ると、連対率で「1~3着」の各グループが26%以上と、「4着以下」のグループに大きな差を付けている。さらに3着内率では「1着」組が42.9%、「2着」組が57.1%と高い数値をマークしている。前走で連対を果たしていた馬は、無視できない存在となりそうだ。


N1
 

明け4・5歳馬が圧倒!

年齢別成績では、3着内馬30頭中25頭が「4~5歳」馬から送り出され、勝率・連対率・3着内率のどれを見ても、「4~5歳」馬が「6歳以上」の馬を大きく上回っている。今年も年齢に注目して予想を組み立てるのも、面白いだろう。


N2
 

負担重量5657.5キロの馬が優勢!

負担重量別成績をまとめると、連対馬20頭中17頭が「5457.5キロ」の範囲から出ていた。さらに、好走率で見ると出走頭数の少ない「49キロ以下」と「58キロ以上」を除けば、3着内率で「5657.5キロ」組が30.6%でトップとなっており、安定度と言う点では一歩リードしている。なお、「53キロ以下」のグループで連対したのは、2009年の優勝馬テイエムプリキュア(49キロ)と2013年の優勝馬カポーティスター(52キロ)の2頭だが、単勝人気では前者が11番人気、後者が10番人気だった。負担重量の軽い馬が低評価を覆すケースも、頭に入れておいて損はないだろう。


N3