15() 中山11R 中山金杯(3) 2000m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

ここから始まる中央競馬一年のドラマ!

「第63回 日刊スポーツ賞 中山金杯」

GIII のハンデキャップレースながら、このレースで好走した馬には、その年のGI で活躍する馬も少なくない。2013年3着のジャスタウェイは同年の天皇賞(秋)を制覇、2007年1着のシャドウゲイトは同年にシンガポールへ遠征し国際G1 を制覇、また2008年の2着馬エアシェイディは同年の有馬記念で3着に入っている。新年を飾る名物重賞から始まる2014年も、強く美しいドラマが待ち受けているに違いない。そんな願いを込めながら、過去10回の結果を元にレース傾向をあぶり出して行く!

 

前走の着順と勝ち馬とのタイム差は要チェック!

前走で1着だった馬の成績と、2着以下に敗れていた馬はそのレースの勝ち馬とのタイム差別に成績をまとめると、好走率でトップなのは前走「1着」馬。前走で勝利を挙げている勢いは、このレースでも大きなアドバンテージになりそうだ。前走で2着以下に敗れていた馬の中では、勝ち馬との着差が「0秒0~0秒3」だった馬が上位の成績を残しており、勝ち馬とのタイム差が大きくなるにしたがって連対率、3着内率は低下する傾向にある。前走を勝利しているか、負けていたとしても勝ち馬とのタイム差が小さい馬を重視すべきだろう。


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近3走以内の重賞での着順に注目!

近3走以内に出走した重賞での最高着順別に成績を調べると、最高着順が「1~3着」だった各グループが、いずれも3着内率で30%を超える数値を挙げている。近3走以内に重賞で上位争いに加わった実績は、大いに尊重すべきだろう。また、近3走で重賞に出走した経験が無い馬も連対率で「1着」組をしのぐ19.0%をマークするなど、決して悪い数値ではない。軽視すると痛い目に遭うかもしれない。


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近3走以内の最高人気にも目を光らせろ!

近3走以内の最高単勝人気別に成績をみると、近3走で「1~2番人気」に支持された経験があった馬が、好走率でそれ以外の各グループを大きく引き離している。レースの条件にかかわらず、近3走で「1~2番人気」に推された経験のある馬は、今年も積極的に狙ってみる価値はありそうだ。

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