1221() 阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(3) 2000m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

数々の名馬が駆け抜けた2歳重賞!

「第30回 ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」

昨年の優勝馬エピファネイアは今秋の菊花賞を制覇、同3着のキズナも日本ダービー馬に輝いた。また、2011年2着のゴールドシップが翌2012年に皐月賞と菊花賞の二冠制覇を成し遂げるなど、このレースで上位に入った馬が翌年のクラシックを制した例は枚挙にいとまがない。翌年のクラシック戦線を占ううえで必見の一戦に、どんなレース傾向が潜んでいるのか? 過去10年の結果を元にレースの傾向を分析してみよう。

 

上位人気馬の信頼度は高い!

単勝人気別に成績をチェックすると、優勝馬10頭はすべて「1~4番人気」の支持を受けていた。2着馬10頭中9頭も「1~4番人気」の馬で、残る1頭も「5番人気」と上位人気馬の信頼度は高そうだ。率のうえでも「1番人気」馬が連対率70.0%、「2番人気」馬が3着内率が90.0%と極めて優秀な数値を叩き出しており、上位人気馬を重視すべき一戦と言える。


R1
 

通算2勝以上の馬が優勢!

通算勝利数別成績では、「1勝」馬が4勝を挙げ、3着以内馬を14頭出しているが、好走率では「2勝」馬と「3勝以上」の馬が圧倒している。今年も通算勝利数はしっかりと確認すべき項目になりそうだ。なお、優勝した「1勝」馬4頭は、いずれも“新馬勝ち”を収めていたという点は、覚えておいても損はないだろう。


R2
 

前走が芝の重賞だった馬に注目!

前走の条件別に成績をまとめると、前走が「芝の重賞」だった馬が3着内率60.0%と断トツの数値を記録している。今年も重賞路線を歩んできた馬は、無視できない存在になりそうだ。また、見逃せないのが「芝の新馬」組が3着内率26.3%で2番手に付けていること。デビュー戦を勝利したばかりの馬でも、軽視は禁物だろう。


R3