929() 中山11R スプリンターズステークス(1) 1200m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

息を飲むその速さこそが強さの証しだ!

 「第47回 スプリンターズステークス」

秋のGI 戦線の開幕を告げるスプリンターズS。2005年に創設された「グローバルスプリントチャレンジ」の対象レースとなって以降、同年のサイレントウィットネス(香港)、翌2006年のテイクオーバーターゲット(オーストラリア)、2010年のウルトラファンタジー(香港)と3頭の外国馬が優勝している。しかし、近2年だけをみると、2011年は日本馬の4歳勢が1~3着を独占、昨年も4歳馬のロードカナロアが優勝するなど、国内の若い世代が気を吐いている。さて、今年の勝負の行方は? 過去10年の結果からこのレースの傾向を分析してみよう。

 

 前走の単勝人気に注目!

まず、前走が海外のレースだった馬を除いた前走の単勝人気別成績を調べると、優勝馬9頭はいずれも前走で「5番人気以内」の支持を集めていた。さらに、連対馬では18頭中延べ17頭、3着以内馬では27頭中延べ25頭が前走で「5番人気以内」だった。前走が国内のレースだった馬を比較する際は、そのレースで「5番人気以内」に支持されていた馬に注目してみたい。ちなみに、前走が海外のレースだった馬は、〔1・1・1・12〕と3頭(日本馬1頭、香港馬2頭)が3着以内に入っていた。


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前々走と前走の単勝人気の推移も要確認!

次に、過去2走ともに国内のレースに出走していた馬について、前々走と前走の単勝人気を比較してみると、該当する優勝馬7頭は「2走ともに1番人気」か「前々走より前走の人気が上」だった。近2走とも国内のレースに出走していた馬は、前々走と前走の単勝人気を比較しておきたいところだ。なお、近2走以内に海外のレースへ出走した経験のある馬は〔3・1・1・18〕(勝率13.0%、連対率17.4%、3着内率21.7%)と、好走率で上記2グループと互角の数値を残しており、こちらも軽視はできない存在と言えるだろう。


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前々走と前走の着順にも目を光らせろ!

さらに、前々走と前走の着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭中8頭が「近2走ともに1着」か「前々走より前走の着順が上」、「前々走と前走の着順が同じ」の3グループから送り出されていた。このレースでは、連勝中の勢いを持った馬や、近走で着順を下げずにきた馬の優勝が多いようだ。ただし、2~3着馬は20頭中15頭が「前々走より前走の着順が下」の馬で、近走で着順を下げていた馬がこのレースで巻き返し、2~3着に食い込むケースも目立っている。なお、「前々走より前走の着順が下」のグループで優勝した2頭(サイレントウィットネス、ウルトラファンタジー)がともに香港馬だったことは、覚えておいても損はないだろう。


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前走の月と性別をチェック!

過去10年の出走馬について、前走が行われた月別に成績を調べると、僅かだが前走が「8月」・「9月」だった馬が、「7月以前」だった馬を勝率と3着内率で上回っていた。ちなみに、ほぼ互角の数値となっている「8月」組と「9月」組だが、優勝馬に限れば「9月」組は4頭すべてが“牡・せん馬”だったのに対して、「8月」組は4頭中3頭が“牝馬”だった。


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