91() 小倉11R 小倉2歳ステークス(3) 1200m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

夏の小倉フィナーレで2歳馬が激突!

「第33回 小倉2歳ステークス」

夏の小倉開催を締めくくる若駒の一戦。2003年の勝ち馬メイショウボーラーは、暮れの朝日杯フューチュリティSで2着、翌春はクラシック一冠目の皐月賞でも3着に逃げ粘った。2006年の優勝馬アストンマーチャンは阪神ジュベナイルフィリーズで2着、翌年の秋にはスプリンターズSを逃げ切ってGI 制覇を達成している。それでは、過去10年の結果から導き出されたレース傾向をピックアップしてみよう!

 

初勝利時の2着馬とのタイム差に注目!

初勝利時における2着馬とのタイム差別成績をまとめると、2着馬に「0秒4以上」の差をつけていたグループが勝率・連対率・3着内率のそれぞれで、「0秒3以下」だったグループを大きく引き離す数値を叩き出している。初勝利時の2着馬との着差が「0秒4以上」だった馬は、今年も目が離せない存在となるだろう。


K1
 

前走で「3番人気以内」だった馬が圧倒!

前走の単勝人気別成績に成績を調べると、優勝馬10頭はすべて前走で単勝「3番人気以内」の支持を受けており、2着馬についても10頭中8頭が前走で「3番人気以内」だった。なかでも8頭の優勝馬を送り出している前走「1番人気」組は、3着内率で30.5%をマークするなど、率の面でも頭ひとつリードしている。


K2
 

「5番人気以内」の馬が優勢!

過去10年の単勝人気別成績を見ると、3着内率で単勝「1番人気」馬が60.0%、「2番人気」馬が50.0%、さらに「3~5番人気」の各グループが40.0%と、単勝人気が上位の馬ほど高い3着内率をマークしている。「6~9番人気」からも6頭の3着内馬が送り出されているが、3着内率は15.0%にとどまっており、総じて「5番人気以内」の馬の好走が目立つ傾向にある。今年も上位人気馬の吟味は、レースを検討するうえで重要な要素になるだろう。


K3