728() 函館11R クイーンステークス(3) 1800m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

秋の大舞台へのステップレース

「第61回 北海道新聞杯 クイーンステークス」

3歳牝馬にとっては秋華賞につながる戦い、4歳以上の牝馬にとってはエリザベス女王杯を頂点とする牝馬重賞路線を形作るこの一戦。古馬との初対戦になる3歳馬の出走も多いため、世代間の力関係を計る点でも注目できるレースと言える。なお、今年は札幌競馬場のスタンド改築工事のため函館競馬場で行われるが、過去10年のデータを元に全体的な傾向をチェックすることにしよう。

 

3歳馬がやや優勢

過去10年の年齢別成績を見てみると、「3歳」馬と「4歳」馬がともに4勝を挙げているが、率のうえでは「3歳」馬がリード。2歳~3歳春シーズンに実績を残した「3歳」馬が出走してきたら、やはり注目するべきだと言えるだろう。また、「5歳」馬が2着と3着に多く入っているのも注目できるところで、これを参考にフォーメーションを組む手もありそうだ。「6歳以上」の馬で3着以内に入ったのは、2007年3着のディアチャンスと2008年の優勝馬ヤマニンメルベイユの2頭(いずれも6歳)のみとなっている。


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単勝オッズ別成績に特徴が

過去10年の単勝オッズ別成績を見ると、3着以内馬30頭中21頭を単勝オッズ「10倍未満」の馬が占めているように、上位人気馬が人気に応えるケースが多い。ただし、単勝オッズ「30倍以上」の伏兵馬が上位人気馬に割って入るケースも目立っており、最近では2009年、2011年、2012年が単勝1番人気と10番人気以下の馬での決着となっている。ただし、単勝オッズ「10倍台」と「20倍台」の成績はいまひとつ。このあたりの分布は興味深い。


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前走がGIJpnI だった馬が優勢

過去10年の前走の条件別に成績をまとめてみると、前走が「GIJpnI」だった馬が好成績。前走が「GIIJpnIIGIIIJpnIII」だった馬からも3着以内馬11頭が送り出されており、3着以内馬30頭中延べ22頭が前走重賞組から送り出されている。また、前走が「1600万下」だった馬が3着以内に6頭入っているが、いずれも2008年以降と最近のもので、このクラスから臨戦してきた馬には今年も注意が必要だろう。


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牝馬路線を歩んできた馬に注目

過去10年のクイーンSの連対馬について調べてみると、2004年を除き、「前走まで4戦以上連続して牝馬限定レースに出走していた」馬が毎年1頭だけ連対しているというデータが見つかった。2007年の優勝馬アサヒライジングのように、デビューから引退まで牝馬限定レースだけに出走したという馬もいるほど牝馬路線は整備されているが、今年もその流れが継続するのか、注目してみるのも面白いだろう。


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