6月16日(日) 東京11R ユニコーンステークス(G3) ダ1600m
【過去10年のデータから(JRA)】
のちのGI ウイナーを多数輩出してきた3歳ダート重賞!
「第18回 ユニコーンステークス」
過去のユニコーンS優勝馬17頭中、シンコウウインディ(1996年)、タイキシャトル(1997年)、ウイングアロー(1998年)、アグネスデジタル(2000年)、カネヒキリ(2005年)の5頭はのちにJRAのGI・JpnI で優勝を果たした。また、ゴールドティアラ(1999年)、ユートピア(2003年)の2頭はいずれも地方競馬で行われたダートグレード競走のGI を制している。このレースは、今後のダートGI 戦線を展望するうえで見逃せない一戦と言えるだろう。今回は過去10年の結果を参考にレースのポイントを分析してみたい。
前走好走馬が中心!
過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、前走で「1着」か「2着」に入っていた。一方、前走で「3着以下」に敗れていた馬は3着内率7.1%と苦戦している。
なお、前走の着順が「3着以下」だった馬のうち、そのレースが「NHKマイルC以外」だった馬は3着内率3.1%とさらに苦戦していた。前走が「NHKマイルC以外」で、なおかつ連対を果たせていなかった馬は割り引きが必要だろう。
JRAで3勝以上している馬が好成績!
JRAのレースにおける通算勝利数別成績を見ると、前走までに「3勝以上」をマークしていた馬が3着内率57.7%と非常に優秀な成績を残していた。今年も該当馬が出走してきたらぜひ注目してみたい。
“距離短縮組”に注目!
過去10年の3着以内馬30頭中21頭は、前走で「1700m以上」のレースに出走していた。一方、前走が「1600m以下」のレースだった馬は3着内率12.0%と、前走が「1700m以上」だった馬に比べ苦戦している。このレースでは“距離短縮組”の方が好走する確率は高いようだ。
“乗り替わり”は割り引き!?
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、「前走と同じ騎手」が騎乗していた馬。一方、「乗り替わり」となっていた馬は3着内率8.8%と低調な成績に終わっている。“乗り替わり”で臨む馬は割り引きが必要かもしれない。
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