25() 東京11R 東京新聞杯(GⅢ) 1600m


東京新聞杯 出馬表


【過去10年のデータから(JRA)】

 

過去10年での、前走のタイム差別成績を調べると、「前走1着」馬は連対率34.6%という優秀な数値を叩き出していた。また、敗れた馬においても、勝ち馬と「0秒3差以内」のグループは勝率10.3%、連対率17.9%と、「0秒4差以上」で敗れていたグループには大きく水を開ける数値をマークしている。最も重視すべきは「前走1着」馬だが、小差で敗れていた馬の巻き返しも、十分期待できるデータと言えるだろう。


過去10年での、前々走と前走との着順比較別成績を見ると、勝率で10%以上をマークしたのは「前2走ともに1着」・「前々走より前走の着順が上」の2グループだった。連対率では各グループの差は詰まっているものの、上記2グループの優位は動かない。近2走で連勝を果たしている馬や、前走で着順が上がった馬の勢いは、勝敗を分ける重要なポイントになりそうだ。


2001年以降に東京競馬場で行われた過去10回(中山競馬場で行われた2003年を除く)の4コーナーの位置別成績を調べると、「2~5番手」組が「勝率」・「連対率」・「3着内率」のすべてでトップの数値をマークし、先行馬優勢の傾向が見てとれるものの、4コーナー「先頭」馬は1頭も連対を果たしておらず、苦戦を強いられている。また、「10番手以下」組はすべてのカテゴリーで、「2~5番手」組に次ぐ数値をマークしている。先行勢の優勢は揺るがないが、追い込み勢の出番も十分にあり得ることは、覚えておいて損はないだろう。


【予想ポイント】

(実績)

重賞未勝利かつ重賞23着歴

重賞未勝利かつOP特別1着歴

重賞1着歴

(距離実績)

1800m以上の連対歴

東京マイルGI2着歴or東京マイル1着歴

(性齢)

6歳以上の馬が活躍

牝馬は一度も連対していない