24() 小倉11R 小倉大賞典(GⅢ) 1800m



小倉大賞典出馬表



【過去10年のデータから(JRA)】



このレースでは下位人気馬の台頭が目立っているが、単勝人気別成績を見ると、単勝「1番人気」馬は3着内率60.0%。「2番人気」と「3番人気」もそれぞれ40.0%と、まずまずの成績を残している。

しかし、それ以上に目立つのが、単勝「6番人気以下」のグループの健闘ぶりで、「6~9番人気」・「1013番人気」のグループからそれぞれ4頭の優勝馬が出ている。

また、単勝オッズ別の成績をみても、単勝オッズ「20.049.9倍」組は5頭の優勝馬を出し、勝率も「10倍未満」の馬を上回る10.4%をマークしている。

その一方で、単勝「14番人気以下」および単勝オッズ「50.0倍以上」のグループからは、3着以内に1頭も入っていない。

過去10年のこのレースでは、2010年を除いて「前2走以内にオープンクラスで単勝6~10番人気」だったことのある馬が連対しているというデータが見つかった。今年もこれに該当する馬が出走するようであれば、注目してみるのも面白いかもしれない。

このレースはハンデキャップ重賞ではあるが、重い斤量を課された馬が好成績を挙げている。とくに、最も重い「57.5キロ以上」組が、勝率・連対率・3着内率でいずれもトップとなっている。「57キロ」組は勝率は1桁だが、連対率23.5%、3着内率29.4%でいずれも2番目に高い数値となっている。その一方で「5656.5キロ」組からは、過去10年で優勝馬は出ておらず、2着もエイシンドーバー(2007年、2番人気、56キロ)の1頭のみで、近2年は56キロを背負い1番人気に推された馬(2010年リトルアマポーラ・13着、2011年リルダヴァル・3着)がともに3着以下に敗れている。

斤量



【予想ポイント】
 

(ハンデ)

単独トップハンデ馬は信頼できる
ピンポイントで狙うなら54キロ

(実績)
重賞連対歴
前走・前々走のいずれかで1

(ローテーション)
前走が中山金杯(9着以内)
前走が京都金杯(着順不問)
上記以外の重賞(着順不問)
前走が古1600(2着以内)