129() 京都11R 京都牝馬S(G) 1600m


京都牝馬S

 

 かつては阪神牝馬S経由が強かったが、同レースが6年前に4月に移動したため、ローテーションがガラっと変わってしまった。現在の主流は、07年以降で5連対の愛知杯経由だ。7着からの巻き返しがあるので、2ケタ着順にさえならなければ好走できる。そのほかでは、過去10年で4連対の京都金杯経由と、5連対の1600万経由。前者は着順不問、後者は5着以内が好走の目安だ。

 

 人気面では、13番人気が連対率30%以下と信用できない。配当的な妙味でいえば、上位人気とそれほど成績が変わらない4番人気と5番人気のほうがおもしろい。

 まず、前走の距離に注目してみたい。優勝馬10頭は前走で「芝1600m」か「芝2000m」のどちらかに出走していた。また、2着馬(2006年は2着同着)を見ても11頭中8頭が前走で「芝1600m」か「芝2000m」のレースに出走していた。「芝1600m」組は出走数延べ71頭で、これは全出走数149頭の約半数を占めるが、連対率でも「芝1600m」・「芝2000m」組と、それ以外の距離組との差は歴然としており、この2グループが優勢との評価が出来るだろう。

 前年に出走した最後のレースの着順別成績を調べると、優勝馬10頭中9頭が「5着以内」で前年の最後のレースを終えていることがわかった。「6着以下」だったのは、2007年の優勝馬ディアデラノビア1頭のみで、同馬の前年の最後のレースは海外の香港Cで7着だった。前年のラストレース「5着以内」に注目してみたい。

 4コーナーの位置別成績では、優勝馬こそ「10番手以下」のグループから5頭出ているものの、連対率、3着内率では「2~5番手」組がトップの数値をマーク、「先頭」組が次に高い数値で続いている。とくに3着内率では4コーナー「先頭」および「2~5番手」組がともに30%以上の数値を残しているのに対して、「6~9番手」・「10番手以下」組は15%に満たない値で、先行グループが優勢という傾向が読み取れる。



【予想ポイント】 


(ローテーション)

前走が愛知杯(9着以内)

前走が京都金杯(着順不問)

前走が古1600万(5着以内)

 

(実績)

重賞連対歴

重賞35着歴

OP特別1着歴

前走が条件戦で1

人気 45番人気が狙い目


3着馬)

馬番 6番に入った馬