122() 阪神11R ジャパンカップダート(GⅠ) 1800m

 

ジャパンカップダート タイトル のコピー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

白熱した戦いとなるダート界の頂上決戦!

「ジャパン・オータムインターナショナル第13回 ジャパンカップダート」

東京競馬場・ダート2100mの条件で創設され、2008年からは阪神競馬場・ダート1800mで行われているジャパンカップダート。ダート中距離の頂上決戦であるこの一戦は、毎年白熱した戦いとなる。一昨年の優勝馬トランセンドは、このレースをきっかけに大きく飛躍して、翌春のドバイワールドカップ2着につなげ、そして昨年もこのレースを勝利した。今年も多彩な実力馬の参戦による、ハイレベルな一戦となることだろう。それでは、過去10年の結果から、レース傾向をチェックしてみることにしよう。

 

上位人気馬でも要注意!?

過去10年間のジャパンカップダートでは、単勝「1番人気」馬が3着内率100と結果を残している一方で、単勝「2番人気」・「3番人気」馬が2着以内に1頭も入っていないというデータには驚かされる。ちなみに、2番人気で3着に入った唯一の馬は、昨年のエスポワールシチー。実力十分の存在でも、注意した方が良いのかもしれない。同様に、単勝オッズ別に成績を分類してみると、単勝オッズ「3.9倍以下」組が好走率のすべてのカテゴリーでトップとなっている一方で、4.09.9倍」組は振るわず、「10.019.9倍」組が好走率のすべてのカテゴリーで2番手となっている。


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7歳以上馬は苦戦傾向

ダート界のトップグループにいる実力馬は、芝のそれに比べて長く一線級で活躍するという傾向があるが、ジャパンカップダートにおいてはベテラン勢が苦戦している。「7歳以上」で3着以内に入った馬は、過去10年でわずかに2頭のみで、ヴァーミリアンやタイムパラドックスといった実績馬も、7歳以降でこのレースに出走したときには4着以下に敗れている。


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関西馬が優勢!

ジャパンカップダートは国際招待競走ということで、外国馬が参戦してくることもあるが、総じて苦戦気味というのが全体的な傾向である。唯一の勝利は、東京競馬場で行われた2003年のフリートストリートダンサーで、あとはすべて4着以下となっている。また、「関東馬」も苦戦が続いており、2005年以降は3着以内に入った馬はゼロで、5着以内に入った馬も1頭だけという状況だ。


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一方、騎手の所属別成績をチェックしてみると、「関西所属騎手」がすべてのカテゴリーでトップとなっており、「外国人騎手」も3勝を挙げていることには注意が必要だと言えるだろう。


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好相性のレースは偏りぎみ

前走のレース別成績を調べると、前走が地方競馬の「JBCクラシック」だった馬が、連対率・3着内率で良い成績を残している。その他の路線では、東京競馬場の「武蔵野S」、京都競馬場の「みやこS」、盛岡競馬場の「マイルチャンピオンシップ南部杯」が上位の成績を残しているが、それ以外の重賞から臨んだ馬はいまひとつの成績となっている。ちなみに、海外のレースから臨んで勝利した2頭のうち1頭は、JRA所属のイーグルカフェ(2002年)で、その前走はフランスのドラール賞(芝1950m)だった。


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重賞惜敗馬に要注目!

ジャパンカップダートでは、2007年を除いて「4走前までにJRA以外の重賞で2~3着に惜敗していた馬」が連対していた。今年もこのような臨戦過程を持った馬には、注意しておくことをおすすめしたい。


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