121() 中山11R ステイヤーズステークス(GⅡ) 3600m

 

ステイヤーズS タイトル のコピー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

4分近くの激戦が繰り広げられる国内最長距離の平地重賞!

「第46回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス」

2012年に開催されるJRAの平地重賞は124レースあるが、その平均距離は約1823mである。しかし、このステイヤーズSは中山競馬場・芝3600mが舞台で、平均的なレースの約2倍にあたる長丁場となっており、持久力やスタミナも要求される一戦だ。また、このコースで行われるレースが他にないこともあり、まだ重賞タイトルを獲得していない馬の活躍が目立つ点も大きな特徴である。昨年こそ2009年天皇賞(春)の優勝馬マイネルキッツが制したものの、20062010年の優勝馬5頭は、いずれもこのレースが重賞初制覇だった。独特な条件で施行される名物重賞を制し、年末の有馬記念や来春の天皇賞(春)に向けて、弾みをつけるのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。 

 

アルゼンチン共和国杯組が中心!

過去10年の3着以内馬30頭中16頭は、前走が「アルゼンチン共和国杯」の馬だった。また、前走で「アルゼンチン共和国杯」に出走していた馬の好走率は、前走が「その他のレース」だった馬のそれを大きく上回っている。今年も、まずは「アルゼンチン共和国杯」組に注目したいところだ。


S1
 

なお、前走が「アルゼンチン共和国杯」だった馬のうち、そのレースで「5着以内」に好走していた馬は、3着内率62.5と優秀な成績をマークしていた。「アルゼンチン共和国杯」で上位に食い込んだ馬は、このステイヤーズSでも好走する可能性が高いと見るべきだろう。


S2
 

また、前走が「アルゼンチン共和国杯」だった馬のうち、そのレースで出走メンバー中「5位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬も、3着内率66.7と優秀な成績を挙げていた。前走が「アルゼンチン共和国杯」だった馬を比較する際は、そのレースの“末脚”にも注目してみたい。


S3
 

前走が京都競馬場のレースだった馬も好成績!

前走が「アルゼンチン共和国杯」以外だった馬のうち、そのレースが「京都以外」の競馬場だった馬は、3着内率8.2%と苦戦していた。前走が「アルゼンチン共和国杯」以外だった馬を比較する際は、そのレースで「京都競馬場」のレースに出走していた馬を重視したいところだ。


S4
 

また、前走が「京都競馬場」のレースだった馬のうち、そのレースで出走メンバー中「5位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬は、勝率17.6%、連対率29.4%とまずまず優秀な成績をマークしていた。前走が「京都競馬場」のレースだった馬を比較する際は、そのレースで“末脚”が目立っていた馬を高く評価してみたい。


S5
 

前走で後方待機策をとっていた馬に注目!

過去10年の3着以内馬30頭中16頭は、前走の4コーナーの位置が「10番手以下」の馬だった。また、前走の4コーナーの位置が「10番手以下」の馬の連対率や3着内率は、「9番手以内」の馬のそれを大きく上回っている。前走内容を比較する際は、前走の4コーナーの位置にも注目すべきだろう。


S6
 

なお、単勝3番人気以内だった馬について同様の比較を行うと、前走の4コーナーの位置が「10番手以下」の馬と「9番手以内」の馬のそれにはさらに大きな差がついていた。前走の4コーナーの位置が「10番手以下」で、なおかつこのレースで上位人気の支持を集めている馬は、好走する可能性が非常に高いようだ。


S7
 

外めの枠に入った馬は割り引き!?

馬番別成績を調べると、馬番「1016番」の馬が3着内率13.6%と、苦戦していることがわかった。馬番「1016番」の馬の中で、優勝を果たしたのは2002年のホットシークレット(11番)だけである。


S8
 

なお、出走頭数が14頭以上だった年(2004年、20082011年)について同様の比較を行うと、馬番「1~9番」の馬と「1016番」の馬の好走率にはさらに大きな差がついていた。とくに多頭数の年は、外めの枠に入った馬の評価は下げるべきかもしれない。


S9