予想不可能!? by ぶちょお

2015年11月

1129() 東京11R ジャパンカップ(1) 2400m

 

ジャパンカップ

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

世界が注目するビッグレース

「ジャパン・オータムインターナショナル第35回 ジャパンカップ」

過去20年のジャパンカップ優勝馬延べ20頭中、前年以降に国内外のGI で優勝経験がなかったのは、2003年のタップダンスシチーと2008年のスクリーンヒーローだけである。ちなみに、この2頭はいずれも同年10月以降にJRAのGII を制していた。国内最高額、かつ世界的に見てもトップクラスの賞金が設定されていることもあり、ワールドクラスのGI ウイナーや格の高い前哨戦を勝ち切った馬でないとなかなか優勝争いには加われないレースだ。国内外のスターホースが一堂に会する注目の一戦を制し、世界にその名を轟かせるのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

 

外国馬は2006年を最後に好走例なし

過去10年の3着以内馬延べ30頭のうち、外国馬は2005年の優勝馬アルカセットと2006年の3着馬ウィジャボードの2頭だけで、3着内率は4.7%にとどまっている。ここ8年連続で3着以内馬が出ていないことを考えても、外国馬は評価を下げたほうがよさそうだ。


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なお、2005年の優勝馬アルカセットと2006年の3着馬ウィジャボードは、いずれも調教国がイギリスで、同年6月以降にG1 を勝っていた。外国馬を比較する際は、調教国や6月以降の戦績に注目すべきかもしれない。


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東京のGI で好走経験のある馬が中心

過去10年のジャパンカップで3着以内に入った日本馬延べ28頭中、2008年の優勝馬スクリーンヒーローと2013年の3着馬トーセンジョーダンを除く26頭は、前年以降に東京競馬場で行われたGI で4着以内に入った経験のある馬だった。経験のなかった馬は、3着内率3.4%と苦戦している。東京競馬場で好走経験がない馬はもちろん、東京競馬場ではGII GIII までしか好走経験がない馬は評価を下げるべきだろう。


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比較的若い馬が優勢

過去10年の日本馬の年齢別成績を調べると、勝率、連対率、3着内率のすべてで「4歳」馬がもっとも高く、「3歳」馬と「5歳」馬がそれに続いている。一方、6歳以上の馬は優勝例がなく、好走率も低調な水準にとどまっている。異なる世代の馬同士を比較する際は、4歳前後の比較的若い馬を重視したいところだ。


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前走の着順や単勝人気に注目

前走がJRAのレースだった日本馬のうち、そのレースの着順が「7着以下」だった馬は連対例がなく、3着内率も4.7%にとどまっている。前走で大きく負けていた馬の巻き返しはあまり期待できないと言えるだろう。


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また、前走がJRAのレースだった日本馬のうち、そのレースの単勝人気が「5番人気以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率も7.0%にとどまっている。前走の内容を比較する際は、着順や単勝人気を重視したい。


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近年は内枠がやや優勢

過去6年の枠番別成績を調べると、「1枠」と「3枠」が3着内率でトップとなるなど、好走率で「1~3枠」が「4~8枠」を上回っている。


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なお、前年以降に東京競馬場で行われたGI で優勝経験がなかった馬に限定した枠番別成績を調べると、「4~8枠」の馬は優勝例がなく、3着内率も5.4%にとどまっている。前年以降に東京競馬場で行われたGI を制した経験がない馬を比較する際は、内枠に入った馬を特に重視した方が良さそうだ。


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1129() 京都12R 京阪杯(3) 1200m


京阪杯


【過去10年のデータから(JRA)】


今後のスプリント戦線を展望する一戦

「第60回 京阪杯」

京阪杯は秋のスプリント王決定戦スプリンターズSの約2か月後に行われており、来春の高松宮記念へ向けたスプリント戦線の幕開け的な位置付けとなっている。近年の優勝馬を振り返ってみると、2011年のロードカナロアや、2012年のハクサンムーンなどが、このレースで重賞初制覇を飾り、その後のスプリント戦線で飛躍を果たしている。今回は、距離が芝1200mに短縮された2006年以降の過去9年間の結果から、レースの傾向に迫ってみよう。


過去2走以内の最高着順は要チェック

過去9年の出走馬の過去2走での最高着順別に成績をまとめてみると、優勝馬9頭中8頭が過去2走以内に「1着」となった経験があり、連対馬で見ると18頭中16頭は「5着以内」に入った経験があった。直近の2走で優勝した経験のある馬や、上位争いに加わっていたような実力・勢いの有無は、しっかりと確認しておきたいところだ。


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1600万下からの臨戦馬に要注目

過去9年の出走馬の前走の条件別成績を調べると、「1600万下」からの臨戦馬が好走率でトップとなっている。3着以内馬は「オープン特別」組が最も多く送り出しているが、好走率は目立った数字にはなっていない。「重賞」組は6頭が連対しているが、そのうち5頭はスワンSからの臨戦馬だった。また、前走がGI だった馬は17頭が出走して、連対したのは2007年の優勝馬サンアディユ(前走スプリンターズS)だけだ。「1600万下」を勝ち上がったばかりの馬であっても、軽視は禁物だろう。


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前走で上位人気に支持されていた馬が優勢

過去9年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「1番人気」だった馬が勝率30.8%をマークし、「2番人気」だった馬も同20.0%とまずまずの数値をマークしている。近年の結果を振り返ってみても、前走で「2番人気以内」だった馬から、2012年は唯一該当したハクサンムーンが優勝、2013年は該当馬4頭のうちアースソニックが優勝、2014年は該当馬4頭のうちアンバルブライベンが優勝と、出走頭数が少ないながらも立て続けに優勝馬が出ている。前走で上位人気に支持されていた馬がいれば、ノーマークにはできないだろう。

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1128() 京都11R ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(3) 2000m

 

ラジオNIKKEI杯京都2歳S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

3歳クラシック戦線に向けての登竜門

「第2回 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス」

過去の京都2歳Sの優勝馬を振り返ると、三冠馬ナリタブライアン(1993年)、ドバイワールドCで日本馬悲願の初優勝を果たしたヴィクトワールピサ(2009年)、菊花賞・ジャパンカップを制したエピファネイア(2012年)など、数多くの活躍馬の名が連なっている。昨年から重賞に格上げされたことで、レースの注目度がさらに上がってくることだろう。今回はオープン特別として行われていた2013年以前を含む、過去10年の結果からデータをチェックしていきたい。

 

1番人気馬が好成績だが

過去10年の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」馬が3着内率が90.0%と高い数値をマーク。4着以下に敗れたのは昨年のティルナノーグだけとなっている。しかし、続く「2番人気」で連対したのは3頭だけ、「3番人気」馬は1頭も連対していない。それに対し、4番人気以下の馬が上位に食い込むケースが目立っており、現在5年連続で5番人気以下の馬が連対している。今年も、「1番人気」馬と伏兵馬の組み合わせを狙ってみるのがいいかもしれない。


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初勝利直後の馬が好成績

前走の条件別に成績をまとめてみると、「重賞」から臨んだ馬は連対率37.5%とまずまずの成績だが、それを上回っているのが「新馬」を勝ち上がった直後の馬だ。「新馬」組の連対率38.1%、3着内率57.1%という数字は注目に値するものだろう。ちなみに、昨年は「新馬」を勝ち上がった直後の馬の出走はなかったが、それ以前は3年連続して「新馬」を勝ち上がった直後の馬が勝利していた。


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前走で初勝利を挙げていた馬をさらに分析

前走が「新馬」「未勝利」だった馬(計41頭)について、そのレースでの単勝人気別に成績を調べると、好成績を挙げているのは、そのレースで「1番人気」に支持されていた馬だ。「2番人気」だった馬からは2着馬が3頭出ているが、勝ち馬は出ていない。前走で「新馬」や「未勝利」を「1番人気」で勝利していた馬が、好走する可能性が最も高いようだ。


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初勝利時の着差に注目

過去10年の京都2歳S連対馬20頭の過去の成績を調べてみると、「初勝利が1700m以上のレースで、2着馬に1馬身1/2以上の着差をつけていた」という馬が2007年を除いたすべての年で連対している。今年も、1700m以上のレースを2着馬にある程度の着差をつけて勝ち上がってきた馬に注目したいところだ。


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