予想不可能!? by ぶちょお

2015年09月

103() 阪神11R シリウスステークス(3) 2000m

 

シリウスS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

チャンピオンズカップへと続く道

「第19回 シリウスステークス」

シリウスSは負担重量がハンデキャップで行われているが、昨年はトップハンデのナムラビクター(58キロ)が2着に入り、2番目に重いハンデを背負ったクリノスターオー(57.5キロ)が勝利した。一昨年も2番目にハンデが重かったナイスミーチュー(57.5キロ)が2着に入り、トップハンデのグランドシチー(58.5キロ)が3着と、近年は重いハンデを背負った実績馬が活躍している。また、距離が2000mに延長された2007年以降は3歳馬も活躍しており、世代間の力関係とハンデを組み合わせて考えたい一戦だ。ここでは、現在の条件で行われた過去8年のデータを用いて、傾向をチェックしていく。

 

若い世代が優勢だが

過去8年のシリウスSでは、「3歳」馬が3勝、「4歳」と「5歳」馬がそれぞれ2勝、そして「6歳」馬が1勝を挙げている。勝ち馬だけを見れば若い世代が優勢だが、2着には「6歳」馬が5頭も入り、「3歳」馬は0頭という分布になっている。なお、「7歳以上」の馬で3着以内に入ったのは、2012年の2着馬ヤマニンキングリー(7歳)のみとなっている。


S1
 

伏兵馬に要警戒

過去8年の単勝オッズ別成績を調べると、「3.9倍以下」の支持を得た人気馬は、3着内率60.0%とまずまずの成績を残している。続く「4.06.9倍」のエリアも上々だが、「7.09.9倍」の馬は該当する9頭のうち連対したのが1頭だけと、やや劣勢になっている。対して、10倍台の馬が計3勝と活躍。なかでも、「10.014.9倍」のエリアが好成績を残している。


S2
 

前走の条件にも注目

過去8年の前走の条件別成績をまとめてみると、前走が重賞だった馬の中では「GIIIJpnIII」から臨んだ馬が3勝2着5回と、好走馬の数で「GIJpnI」組、「GIIJpnII」組を大きく上回っている。また、その他では前走が「1600万下」だった馬が12頭出走して5勝を挙げている点が目立っている。それに対し、前走が「オープン特別」だった馬は苦戦続きで、2007年の2着馬ラッキーブレイクを最後に連対が途絶えている。


S3
 

前走の単勝人気別成績に特徴あり

過去8年の前走の単勝人気別成績を調べると、優勝馬8頭はすべて前走で5番人気以内に支持されていた。前項で述べたとおり、優勝馬は前走「GIIIJpnIII」組と「1600万下」組に集中しているが、いずれもそのレースで上位人気に支持されていた馬だった。2着には前走で「6~9番人気」だった馬が4頭入っているが、全体的には前走で上位人気に推されていた馬が優勢だ。


S4
 

下位人気での好走歴がある馬に注意

過去8年のシリウスSでは、「4走前までに単勝5番人気以下で2着以内、または7番人気以下で3着に入っていた」という馬が2011年を除いたすべての年で連対している。今年も低評価を覆して上位に食い込んだ経歴がある馬はマークしておいたほうがいいかもしれない。

 
S5

927() 阪神11R 神戸新聞杯(2) 2400m

 

神戸新聞杯

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

菊花賞へのメインルート

「第63回 神戸新聞杯(菊花賞トライアル)」

過去10年の菊花賞馬10頭中9頭は、神戸新聞杯から本番に臨んでいた。本レースは、毎年春の実績馬と夏の上がり馬によって争われ、ひと夏を越して3歳世代の勢力図がどのように変化しているのかに注目が集まる。本番の菊花賞に向けて、見逃すことのできない一戦だ。今回は阪神・芝2000mで行われた2005年と中京・芝2000mで行われた2006年を含む、過去10年の結果からレースの傾向を探っていく。

 

上位人気馬が優勢

過去10年の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」馬が10頭中8頭連対を果たしている。ちなみに、4着以下に敗れた2頭には、皐月賞で3着以内に入り、日本ダービーで1番人気に支持されたものの7着以下に敗れていたという共通点があった。なお、2着には「5番人気」、「6~8番人気」の馬が計5頭入っている。今年も伏兵馬の食い込みには注意が必要だろう。


K1
 

前走のレース別成績に注目

過去10年の前走のレース別成績を調べると、連対馬20頭中16頭は前走で「日本ダービー」に出走していた。また、前走で「宝塚記念」、「ラジオNIKKEI賞」に出走していた馬から計6頭が3着以内に入っているが、それ以外のJRA重賞から臨んだ馬はすべて4着以下に敗れている。なお、条件クラスのレースから臨んで3着以内に入った馬は、前走が「7月~9月1週目までに中京・新潟・小倉競馬場で行われた1000万下のレース」だった馬のみ。それ以外のレースから臨んだ馬は、1頭も3着以内に入っていない。


K2
 

4番人気以下で連対した馬にも注目

過去10年の神戸新聞杯では、「3走前までに単勝4番人気以下で連対していた」という馬が毎年連対している。今年もこのデータに注目しておきたいところだ。


K3

927() 中山11R 産経賞オールカマー(2) 2200m

 

オールカマー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

下半期のビッグレースを目指す実力馬が集結

「第61回 産経賞オールカマー」

昨年の2着馬ラキシスは、次走でエリザベス女王杯を制し、自身初のGI 制覇を成し遂げた。また、2007年の優勝馬マツリダゴッホ、2009年の2着馬ドリームジャーニーは、それぞれ同年末の有馬記念で優勝を果たしている。秋競馬で行われるGI の前哨戦として古くから親しまれているが、今後も引き続き注目しておくべき一戦と言えるだろう。今回は新潟・芝2200mで行われた2014年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通する傾向を分析してみたい。

 

前走の格と着順がポイント

過去10年の前走の条件別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中28頭は、前走でJRAの重賞に出走していた。一方、前走でJRAの重賞以外のレースに出走していた馬は優勝例がなく、3着内率も5.7%にとどまっている。前走がオープン特別や条件クラス、障害競走、地方・海外のレースだった馬は評価を下げるべきだろう。また、前走で「JRAのGIJpnI」に出走していた馬が3着内率52.6%と高い好走率をマークしているのに対し、前走が「JRAのGIIJpnII」だった馬の3着内率は28.6%、「JRAのGIIIJpnIII」だった馬の3着内率は17.5%にとどまっている。前走でJRAの平地重賞に出走していた馬を比較する際は、そのレースの格を重視したい。


O1
 

なお、前走の条件が「JRAのGIJpnI」「JRAのGIIJpnII」以外だった馬のうち、そのレースでの着順が「6着以下」だった馬は3着内率4.3%と、より低調な成績となっている。


O2
 

さらに、前走の条件が「JRAのGIIJpnII」だった馬のうち、そのレースで「10着以下」に敗れていた馬は好走例がない。前走で「JRAのGIJpnI」以外のレースに出走していた馬同士を比較する際は、より着順の良い馬に注目したいところだ。


O3
 

コース適性の高い馬が優勢

過去10年の連対馬延べ20頭中18頭は、当レースと同じ競馬場(20052013年は中山競馬場、2014年は新潟競馬場が対象)で行われた1600万下から上のクラスのレースで4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬の連対率は3.6%にとどまっている。今年は中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで好走経験がある馬を重視すべきだろう。


O4
 

各馬のキャリアに注目

過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中23頭は通算出走回数が「25回以下」だった。一方、「26回以上」だった馬は3着内率10.8%とやや苦戦している。キャリアが豊富な馬は評価を下げるべきかもしれない。


O5
 

近年は休養明けの馬が中心

過去5年の前走との間隔別成績を調べると、連対馬10頭中9頭は前走との間隔が「中10週以上」だった。該当馬は3着内率36.7%と好走率も高い。2009年以前は「中9週以内」の馬が好走するケースが多かったが、近年の傾向を重視するなら休養明けの馬に注目したい。


O6

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