予想不可能!? by ぶちょお

2015年05月

524() 東京11R 優駿牝馬(オークス)(1) 2400m

 

優駿牝馬(オークス)

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

2400mで争う牝馬クラシック第二弾

「優駿牝馬(第76回 オークス)」

牝馬クラシック第二弾・オークスの舞台となるのは、東京競馬場の芝2400m。ほとんどの出走馬にとって未知の距離となる2400mを克服して勝利するには、高い能力が必要となる。ここ数年のオークスを制した馬がその後のGI 戦線でも活躍を続けていることが、それを証明していると言えるだろう。今回は、過去10年の結果をもとに、レースの傾向をチェックしていく。

 

上位人気馬が優勢

過去10年の単勝人気別成績を調べると、基本的に上位人気馬が優勢だが、連対率では1番人気馬が50.0%、2番人気馬が40.0%と目立つ数字にはなっていない。続いて、単勝オッズ別の成績を見てみると、「1.9倍以下」の支持を得た馬は連対率100%となっているのに対し、「2.03.9倍」と「4.06.9倍」のエリアは数値がやや伸び悩んでおり、「7.09.9倍」のエリアが「1.9倍以下」の馬に次ぐ好走率をマークしている。また、「10.049.9倍」から3着に7頭入っている点にも注目できるだろう。


O1
 

前走が桜花賞だった馬が断然

前走のレース別に成績をまとめてみると、過去10年の連対馬20頭のうち14頭は、前走が「桜花賞」だった。その他では、「フローラS」組から8頭の3着以内馬が出ているが、優勝したのは2010年のサンテミリオン(アパパネと1着同着)だけとなっている。また、「スイートピーS]、「忘れな草賞」組からもそれぞれ優勝馬が1頭ずつ出ているが、全体的にみると「桜花賞」組が断然と言えるだろう。


O2
 

次に、前走が「桜花賞」だった76頭を対象に、桜花賞での着順別に成績をチェックすると、該当馬の中で3着以内に入った18頭中15頭は、桜花賞で4着以内に入っていた。好走率を見ても、「4着以内」だった馬は「5着以下」だった馬を大きく上回っている。桜花賞での着順が上位だった馬ほど好成績を残す傾向にあるようだ。


O3
 

重賞で2、3着に入ったことがある馬に注目

過去10年のオークスでは「同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある」という馬が、2007年を除いたすべての年で連対している。今年も3月以降に重賞で上位を争った経験のある馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いだろう。


O4

523() 京都11R 平安ステークス(3) 1900m

 

平安S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

波乱含みのダート重賞

「第22回 平安ステークス」

平安Sは、2012年まで年明けの京都開催で行われていたが、2013年から5月の京都開催に移設された。過去2年間は、この後に行われる地方競馬のダートグレード競走や、秋の大一番チャンピオンズCを視野に入れたダート中距離路線の実力馬が多数参戦している。今回は、2012年まで同時期に行われていたGII の東海S(2009年までは中京・ダート2300m、20102012年は京都・ダート1900mで開催)と、過去2年の平安Sの合計10レースの結果をもとに、データをチェックすることにした。

 

5歳馬と6歳馬が好成績

対象とした10レースの成績を年齢別にまとめてみると、もっとも好成績を挙げているのが5歳馬で、6歳馬がそれに次ぐ成績となっている。4歳馬も4頭が連対を果たしているが、3着内率ではやや差をつけられている。なお、8歳以上の馬は1頭も3着以内に入っていない。


H1
 

単勝オッズ別の成績にも特徴あり

対象とした10レースの単勝オッズ別成績を調べてみると、「2.9倍以下」の支持を集めた6頭のうち、3着以内に入ったのは2013年の平安S優勝馬ニホンピロアワーズ(単勝オッズ1.4倍)だけとなっている。それに対し、好成績となっているのが「3.06.9倍」のエリア。また、「10.019.9倍」のエリアも上々の成績となっている。さらに、「30.049.9倍」のエリアは、優勝馬こそ出ていないものの、3着内率が25.0%と無視できない数値となっている。伏兵馬がたびたび好走している点については、覚えておいたほうがよさそうだ。


H2
 

2走前までの成績に要注目

対象とした10レースで2着以内に入った馬の成績をチェックすると、「2走前までにオープンクラスのレースで5着か6着に入っていた」という馬が、2007年を除いたすべての年で連対していることが分かった。昨年、12番人気で優勝したクリノスターオーも、この条件に該当していた。今年も出走馬の近走の成績には注目しておきたいところだ。


H3

517() 東京11R ヴィクトリアマイル(1) 1600m

 

ヴィクトリアマイル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

節目を迎えた春の最強牝馬決定戦

「第10回 ヴィクトリアマイル」

4歳以上の牝馬によって争われるヴィクトリアマイルは、2006年(平成18年)に創設された、JRAでもっとも新しいGI 競走である。第1回を2004年の桜花賞優勝馬であるダンスインザムードが制したほか、2009年にウオッカ、2010年にブエナビスタ、2011年にアパパネ、2013年と2014年に連覇を果たしたヴィルシーナなど、2・3歳時から牝馬重賞戦線で主役の一角を担ってきた実績馬が歴代の優勝馬に名を連ねている。最強牝馬の座をかけて争われるこのレースの傾向を、過去9年のレース結果から探っていこう。  

 

重賞ウイナーが中心

過去9年の3着以内馬延べ27頭中23頭は、東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験のある馬だった。JRAの重賞を勝った経験のない馬や、いわゆる“ローカル場”の重賞しか優勝した経験のない馬は割り引きが必要だ。


V1
 

なお、東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験があった馬のうち、それらの競馬場で行われた芝1600mの重賞で優勝経験があった馬は、勝率20.0%、連対率32.5%とさらに高い好走率をマークしている。重賞ウイナー同士を比較する際は、今回と同じ芝1600mの重賞を制した経験がある馬を重視してみたい。


V2
 

GIJpnI での成績に注目

過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、JRAのGIJpnI で3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率25.0%と好走率も比較的高い。


V3
 

また、過去9年の優勝馬延べ9頭中、2007年のコイウタと2008年のエイジアンウインズを除く7頭は、JRAのGIJpnI で単勝1番人気に支持された経験のある馬だった。こちらの該当馬は3着内率50.0%とさらに優秀な好走率をマークしている。過去の実績を比較する際は、JRAのGI で3着以内に入った経験のある馬や、1番人気に支持された経験のある馬に注目すべきだろう。


V4
 

東京・芝の重賞における成績も重要

過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験のある馬だった。該当馬は3着内率35.4%と、その経験がなかった馬を好走率で大きく上回っている。


V5

なお、同じく過去9年の優勝馬のうち2008年のエイジアンウインズを除く延べ8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で単勝2番人気以内となった経験のある馬だった。こちらも該当馬は3着内率37.2%と優秀だ。過去の実績を比較する際は、今回と同じ東京競馬場の芝の重賞で連対した経験のある馬や、上位人気に支持された経験のある馬も重視してみよう。


V6
 

内枠に入った馬は要注意

過去9年の枠番別成績を調べると、3着内率が比較的高いのは「1枠」や「2枠」の馬だ。昨年も、「2枠」のメイショウマンボ(単勝3番人気)が2着に、「1枠」のストレイトガール(単勝6番人気)が3着に好走している。


V7
 

ちなみに、単勝オッズが10.0倍以上だった馬の枠番別成績を調べると、「1、2枠」だった馬と「3~8枠」だった馬の連対率と3着内率にはより顕著な差がついていた。たとえ前評判が低くても、内枠に入った馬にはしっかりと注目しておきたい。


V8
 

6歳以上の馬が不振

過去9年の年齢別成績を調べると、「7歳以上」の馬は好走例がなく、「6歳」馬も連対例はなかった。2007年9着のスイープトウショウ(6歳、単勝2番人気)、2009年8着のカワカミプリンセス(6歳、単勝2番人気)、2014年4着のホエールキャプチャ(6歳、単勝2番人気)など、上位人気に推された「6歳以上」の馬もいたが、いずれも好結果を残せていない。今年も各馬の年齢には注意したいところだ。


V9

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