予想不可能!? by ぶちょお

2015年04月

426() 東京11R フローラステークス(2) 2000m

 

フローラS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

牝馬クラシック第二弾オークスのトライアルレース

「第50回 サンケイスポーツ賞 フローラステークス(オークストライアル)

フローラSは、牝馬クラシック第二弾オークスのトライアルレースとして乙女たちが覇を競う一戦だ。2010年の優勝馬サンテミリオンが、続くオークスで後に3歳牝馬三冠を達成するアパパネとの歴史的同着優勝を果たしたのをはじめ、過去10年の勝ち馬10頭のうち4頭が本番のオークスで3着以内に入っている。樫の女王の座を懸けた一戦に駒を進めるのはどの馬か。過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。

 

前走の単勝人気に注目

過去10年の出走馬の、前走の単勝人気別に成績をまとめると、勝率で10%以上の数値をマークしたのは、前走で「1番人気」・「2番人気」だった馬で、「3~5番人気」だった馬からは優勝馬が出ていない。また、2009年以降の過去6年では、前走「1番人気」馬が5勝、同「2番人気」馬が1勝で、同「3番人気以下」だった馬の優勝がないことは、覚えておいても損はないだろう。


F1
 

近走で大きく負けていない馬を重視

過去10年の出走馬が過去3走以内で敗戦したレースでの、最も大きかった勝ち馬とのタイム差に着目して成績を調べると、優勝馬10頭には過去3走以内に敗戦経験があった。また、敗戦時の勝ち馬との最も大きかったタイム差が「0秒9以内」だった馬と、「1秒0以上」だった馬の好走率には大きな開きがある。さらに、2009年以降の過去6年の優勝馬はすべて、最大タイム差が「0秒6以内」だった。これらのデータから、近走で敗戦した際の勝ち馬とのタイム差が小さかった馬を重視すべきだろう。なお、過去3走で敗れた経験の無い馬(キャリア2戦以下の馬を含む)は、3着以内に入っていないという点も覚えておきたいところだ。


F2
 

前走4コーナーでの位置取りは要チェック

過去10年の出走馬の、前走の4コーナーの位置別成績を調べると、好走率が最も高いのは「10番手以下」組となっている。3着内率では各グループの数値に大きな差はないが、勝率では「10番手以下」組が一歩抜けた数値をマークしている。一方、「4番手以内」組からは優勝馬が1頭しか出ていない。この辺りの偏りも参考にできそうだ。


F3

425() 福島11R 福島牝馬ステークス(3) 1800m

 

福島牝馬S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

意外な伏兵馬が高配当を演出してきた牝馬限定重賞

「第12回 福島牝馬ステークス」

2004年に創設された福島牝馬Sは、波乱の決着が目立つレースだ。過去11回の福島牝馬Sで単勝1番人気に推された馬のうち、連対を果たしたのはわずか3頭だけである。また、JRAのGI で3着以内に入った経験のある馬は延べ23頭出走したが、優勝を果たしたのは2頭だけで、2・3着に入ったのも計2頭だった。難解な一戦のレース傾向を読み解くべく、今回は新潟競馬場外回りの芝1800mで行われた2011年を含む過去10年の結果から、好走馬に共通していたポイントを探ってみたい。

 

中山牝馬Sに出走していた馬が強い

過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、前走で「中山牝馬S」に出走していた。一方、前走が「中山牝馬S以外」のレースだった馬は3着内率11.6%とやや苦戦している。まずは中山牝馬Sを経由してきた馬に注目すべきだろう。


F1
 

なお、前走が「中山牝馬S」だった馬のうち、同レースでの着順が1着だった馬と、2着以下だった馬の中で勝ち馬とのタイム差が0秒5以内だった馬の成績を合計すると、3着内率50.0%とより優秀な成績を収めていた。「中山牝馬S」組を比較する際は、同レースでの着順や勝ち馬との着差に注目したい。


F2
 

ちなみに、前走が「中山牝馬S以外」のレースだった馬の場合、そのレースの着順が1着だった馬と、2着以下だった馬の中で勝ち馬とのタイム差が0秒5以内だった馬の成績を合計すると、3着内率は9.3%にとどまっており、勝ち馬とのタイム差が0秒6以上だった馬(13.5%)を下回っている。「中山牝馬S以外」のレースで好走してきた馬は過信禁物と考えた方が良さそうだ。


F3
 

外寄りの馬番が不振

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、馬番が「1~10番」だった。一方、「1116番」だった馬は3着内率10.2%と苦戦している。ちなみに、新潟競馬場外回りの芝1800mで行われた2011年も、1着馬(フミノイマージン)が1番、2着馬(コスモネモシン)が5番、3着馬(ソウルフルヴォイス)が6番だった。出走頭数が多くなるようなら、外めの馬番に入った馬は評価を下げるべきだろう。


F4
 

負担重量に注目

福島牝馬Sは、収得賞金に応じて負担重量を決定する別定重量で行われているが、過去10年の負担重量別成績を調べると、連対馬20頭中、2006年の勝ち馬ロフティーエイム(52キロ)を除く19頭は、負担重量が「54キロ以上」だった。一方、「54キロ未満」だった馬は連対率2.1%、3着内率10.4%と苦戦している。負担重量が軽い馬は割り引くべきかもしれない。


F5
 

近年は5歳以上の馬が優勢

過去5年の3着以内馬15頭中11頭は「5歳以上」の馬だった。一方、「4歳」馬は連対率4.9%、3着内率9.8%とやや低調だ。2009年以前は「4歳」馬の好走例も多かったが、近年の傾向を重視するなら「5歳以上」の馬を高く評価すべきだろう。


F6

419() 中山11R 皐月賞(1) 2000m

 

皐月賞

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

三冠への夢を乗せて3歳世代の精鋭が集結

「第75回 皐月賞」

クラシック三冠の第一弾皐月賞を前に、早くも胸の高鳴りを抑えきれないファンも多いことだろう。夢の三冠制覇へと続く道のりは、この皐月賞を勝った馬にしか開けない。今回は、東日本大震災の影響により東京・芝2000mで行われた2011年を含めた過去10年の結果から、気になるレースの傾向に迫っていく。

 

デビュー戦での単勝人気に注目

過去10年の出走馬のデビュー戦での単勝人気別に成績を調べると、3着以内馬30頭中29頭はデビュー戦で単勝5番人気以内に支持されていた。連対率では、「1番人気」・「2番人気」・「3~5番人気」の間に大きな差は見られないが、3着内率では「1番人気」組が一歩抜け出している。それに対し、デビュー戦で「6番人気以下」だった馬で3着以内に入ったのは1頭だけ(2006年2着のドリームパスポート)。デビュー戦で上位人気に推されていた馬ほど、好走する可能性が高いようだ。


S1
 

前走1着馬が圧倒

前走の着順別に成績を調べると、過去10年の優勝馬10頭中9頭は前走でも「1着」だった。2、3着には前走で「2着以下」だった馬が13頭入っているが、好走率では前走「1着」馬が「2着以下」だった馬を上回っている。また、前走で「10着以下」だった馬から3着以内馬が出ていない。まずは、前走で「1着」だった馬に注目すべきだろう。


S2
 

過去3走での芝の重賞実績をチェック

過去10年の出走馬の近走の成績を調べてみると、過去3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が「1着」だった馬から、優勝馬9頭を含む3着以内馬23頭が出ている。「2着」だった馬を含めると、優勝馬は10頭すべて、連対馬では20頭中18頭、3着以内馬では30頭中27頭が、近3走以内に芝の重賞で連対した経験を持っていた。3歳世代の有力馬が集うクラシックの大舞台だけに、近走で芝の重賞を連対しているような馬でなければ、好走するのは難しいようだ。


S3
 

近走で大敗していない馬に注目

過去10年の出走馬の成績を過去3走での最低着順別にまとめると、最低着順が「1着」、つまり直近のレースを連勝して皐月賞に臨んできた馬が、3着内率53.3%という高い数値をマークしている。その他では、「2~4着」と「5着以下」の馬の好走率に大きな開きがあり、過去3走で「5着以下」に敗れた経験がある馬は苦戦している。近走で5着以下に敗れた経験のある馬が上位に食い込む可能性はあまり高くないようだ。


S4

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