2015年03月

321(中山11R フラワーカップ(3) 1800m

フラワーC 予想
 

322() 阪神11R 阪神大賞典(2) 3000m

 

阪神大賞典

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

天皇賞(春)へつながるハイレベルなG2

「第63回 阪神大賞典」

3000mで行われる阪神大賞典は、春の天皇賞へ向けた重要な前哨戦だ。今年も長距離路線の頂点を目指す実績馬や、スタミナを活かして金星を狙おうとする上がり馬が登場してくることだろう。その一戦の傾向を、過去10年の結果をもとにチェックしていこう。

 

上位人気馬が優勢だが

過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝「1番人気」馬は10頭中9頭が3着以内に入り、4着以下に敗れたのは2009年のオウケンブルースリ(7着)のみ。また、3着以内馬はすべて「6番人気以内」の馬となっており、「7番人気以下」の馬は1頭も3着以内に入っていない。極端な下位人気馬が上位に食い込む可能性は低いようだ。


H1
 

前走の着順にも注目

前走の着順別に成績を調べると、過去10年の阪神大賞典では、前走で「1着」だった馬から3着以内馬が11頭送り出されているが、前走「4着」馬が好走率で前走「1着」馬を上回っている点が興味深い。なお、前走「6着以下」から巻き返して2着に食い込んだ馬は3頭いるが、その3頭には5走前までにGII で単勝1番人気に支持された経験があった。


H2
 

前走のレースも要チェック

過去10年の優勝馬10頭は、前走で「有馬記念」、「JRAのGIIJpnII」、「ダイヤモンドS」のいずれかに出走していた。2着馬も10頭中7頭が前記したレースに出走しており、残る3頭は「万葉S」から臨んだ馬が2頭、「1600万下クラスのレース」から臨んだ馬が1頭といった内訳だ。長距離路線の頂点を目指す馬たちが出走してくるだけに、前走の格や距離などの条件も重要な要素と言えそうだ。


H3
 

ハンデキャップ競走への出走歴にもヒントあり?

過去10年の阪神大賞典では、「4走前までにハンデキャップ競走に出走して、2着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。ハイレベルなGI GII での実績が注目されることが多い一方で、ハンデキャップ競走で好走していた馬も結果を残しているという点が面白い。


H4

322() 中山11R スプリングステークス(2) 1800m

 

スプリングS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

歴史的名馬が次々と誕生している注目のトライアル競走

「第64回 フジテレビ賞 スプリングステークス(皐月賞トライアル)」

1990年以降のスプリングSで優勝を果たした馬のうち、同年春の3歳クラシック競走(皐月賞、日本ダービー)を制した馬は8頭を数える。そのうち、ミホノブルボン(1992年)、ナリタブライアン(1994年)、ネオユニヴァース(2003年)、メイショウサムソン(2006年)、オルフェーヴル(2011年)の5頭は二冠制覇を達成し、ナリタブライアンとオルフェーヴルは秋の菊花賞も制して三冠馬となった。また、2012年2着のディープブリランテ(日本ダービー1着)、2013年3着のマイネルホウオウ(NHKマイルC1着)など、このレースで敗れた馬が同年春のGI を制した例も少なくない。今回は東日本大震災の影響で阪神・芝1800mで行われた2011年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

 

前走好走馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走で「3着以内」に入っていた。一方、前走で「4着以下」に敗れていた馬は優勝例がなく、3着内率も6.8%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を素直に重視したいところだ。


S1
 

距離適性に注目

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、JRAの芝1800mのレースにおいて4着以内に入った経験のある馬だった。一方、その経験が無かった馬は優勝例がなく、3着内率も6.8%にとどまっている。今回と同じ芝1800mのレースで勝利実績のない馬は評価を下げるべきだろう。


S2
 

極端な脚質の馬は不振

前走の4コーナーの通過順別に成績を調べると、「9番手以下」だった馬は好走例がなかった。一方、「先頭」だった馬も2012年2着のディープブリランテを除く16頭がすべて4着以下に敗れている。前走の4コーナーを極端に後方のポジションで通過していた馬や、逆に先頭で通過していた馬は過信禁物かもしれない。


S3
 

オープンクラスで優勝経験のある馬は堅実

過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、JRAのオープンクラスで優勝経験のある馬だった。該当馬は3着内率37.0%と好走率も高い。既にオープンクラスのレースを制している実績馬は比較的信頼できるようだ。


S4

321() 中京11R ファルコンステークス(3) 1400m

 

ファルコンS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

その速さで3歳短距離戦線の主役へ躍り出ろ

「第29回 中日スポーツ賞 ファルコンステークス」

2012年から、リニューアルオープンした中京競馬場の芝1400mを舞台に覇が競われているファルコンS。3歳のマイル王を決めるNHKマイルCの前哨戦として行われており、このレースから3歳短距離戦線の主役に上りつめる馬が出るのか、今年も目が離せないところだ。今回は、いくつかの角度からデータを分析し、好走馬の共通点を探し出していこう。

 

どの脚質の馬にも勝機は十分

中京競馬場がリニューアルされた2012年以降に、中京・芝1400mを舞台に争われた500万下から上のクラスのレースは計60レース(2歳、3歳限定のレースを含む)。その60レースにおける4コーナーの位置別成績を調べると、率の上では「先頭」組がトップとなっている。3着以内馬の総数を比較すれば、「11番手以下」組がやや少ない数値となっているものの、どの位置取りからでも上位に食い込むことが可能となっているようだ。2012年以降のファルコンS連対馬6頭はすべて4コーナーを「6番手以下」で通過しており、末脚が鋭いタイプに注目するのも面白そうだ。


F1
 

伏兵馬の台頭に警戒せよ

阪神・芝1200mで行われた2011年を含むファルコンS過去10年の単勝人気別成績を調べると、上位人気馬の好走率が伸び悩んでいる。連対馬20頭中13頭が「4番人気以下」の馬で、2着馬には「6番人気以下」の馬が6頭入っている。また、中京競馬場リニューアル後の過去3年でも、「10番人気以下」の馬が2着に2頭、3着に1頭入っていることから、伏兵馬の台頭は常に頭に入れておいたほうがいいだろう。


F2
 

中京競馬場リニューアル後の傾向は?

リニューアル後の中京・芝1400mで行われるようになった過去3年のファルコンSの傾向を調べてみると、優勝馬3頭はいずれも芝1400m以上のレースで2勝以上の実績を持つ馬だった。


F3
 

また、直近で優勝したレースでの単勝人気別に成績を調べてみると、勝ち馬3頭はいずれも直近で優勝したレースにおいて「2番人気以内」に支持されていた。連対馬で見れば、6頭すべてが直近で優勝したレースにおいて「4番人気以内」に支持されていた。直近で1着となったレースで上位人気に支持されていた馬に注目したい。


F4
 

さらに、直近で連対したレースの距離別に成績をまとめると、優勝馬3頭は直近で連対したのが「芝1400m以上」のレースだった。率の上でも直近で連対したレースが「芝1400m以上」だった馬が、「芝1300m以下」や「ダートのレース」だった馬を大きく引き離しており、近走での距離実績にも目を光らせておいたほうが得策だろう。


F5

321() 中山11R フラワーカップ(3) 1800m

 

フラワーカップ

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

牝馬クラシックへ向けた重要な前哨戦

「第29回 フラワーカップ」

フラワーCは牝馬クラシック競走のトライアルレースには指定されていないものの、過去の上位馬には桜花賞、オークスで好勝負した馬が数多くおり、牝馬クラシック戦線を展望するうえで、無視できない重賞と言えるだろう。今回は、東日本大震災の影響により阪神競馬場で行われた2011年を除く過去10回のデータをもとに、好走馬に共通する傾向を導き出していきたい。

  

単勝人気別成績に特徴あり

阪神競馬場で行われた2011年を除く、過去10回のフラワーCにおける単勝人気別成績を調べてみると、「1番人気」馬が3着内率80.0%と好成績。単勝オッズ別成績では、「4.9倍以下」の支持を得ていた馬の3着内率が80%を超えており、1番人気馬の安定度の高さが目立っている。なお、「6番人気以下」の馬も3着以内に11頭入っているが、その中でも単勝オッズが「50.0倍以上」だった馬は1頭も3着以内に入っていない。


F1
 

キャリア4、5戦の馬が中心

2011年を除く過去10回のフラワーCにおける通算出走回数別成績を調べてみると、好成績を残しているのは通算出走回数が「4、5回」だった馬。それに対し、「3回以下」の馬は4勝を挙げているものの、好走率の面ではいまひとつ。1戦1勝で臨み3着以内に入ったのは、2013年の優勝馬サクラプレジールだけだ。


F2
 

前走の条件にも要注目

フラワーCは芝1800mで行われるが、前走でダートを含む1800mのレースに出走していた馬が大不振。2011年を除く過去10回の前走の条件別成績を調べてみると、前走が1800mの「500万下」および「新馬・未勝利」だった馬は、計37頭が出走して連対馬は1頭だけとなっている。ちなみに、前走が重賞またはオープン特別だった馬は、すべて1800m以外のレースからの参戦だった。


F3
 

中山競馬場での勝利実績にも注目

2011年を除く過去10回のフラワーCでは、「2走前までに、中山競馬場の芝1600mまたは芝2000mで勝利していた」という馬が好成績。出走馬のなかに該当する馬がいなかった2012年を除き、毎回該当馬が連対している。このような実績を持っている馬が出走してきたら、しっかりとマークしておくことをおすすめしたい。


F4

中山牝馬S 結果

フィリーズレビュー 結果

15 結果

15 予想

315(阪神11R フィリーズレビュー(2) 1400m

フィリーズレビュー 予想
 

315(中山11R 中山牝馬ステークス(3) 1800m

中山牝馬S 予想
 

中日新聞杯 結果

14 結果

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