予想不可能!? by ぶちょお

2015年01月

125() 中京11R 東海ステークス(2) 1800m

 

東海S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

春のダート王へ注目の前哨戦

「第32回 東海テレビ杯 東海ステークス」

2013年に1月の中京開催へと移設されたが、同年の勝ち馬グレープブランデー(5歳)は、続くフェブラリーSも制して春のJRAダートチャンピオンの座に就いた。フェブラリーSの前哨戦として注目すべき一戦を前に、今回は中京競馬場がリニューアルされた2012年以降にダート1800mで行われたオープンクラスのレースや、1・2月に行われたJRAのダート重賞の結果から、参考になりそうなデータをピックアップしていく。

 

好走率は4コーナー4番手以内組が圧倒

20122014年に中京・ダート1800mで行われたオープンクラスのレースは合計6レース。その6レースにおける4コーナーの位置別成績を調べると、勝率でトップとなっているのが「2~4番手」組で、連対率・3着内率では「先頭」組がトップに立っている。「5番手以下」だった馬からも5頭の3着以内馬が出ているが、好走率では「先頭」・「2~4番手」組とは大きな差が付いている。4コーナーでの各馬の位置取りに注目するのも、面白いだろう。


T1
 

馬番別の成績に注目

前項と同じ6レースを対象とした馬番別成績では、優勝馬6頭のうち半数の3頭が「1316番」から送り出されていた。3着内率では「1~3番」を除く各組が20%台の数値をマークしており、その中でも「4~6番」と「7~9番」といった、真ん中からやや内寄りの馬番が上位となっている。その一方で、「1~3番」の馬は苦戦気味だ。


T2
 

若い馬の好走が目立つ

20052014年の1、2月にJRAで行われたダートの重賞計34レースの年齢別成績をまとめると、3着内率では「5歳」馬がトップとなり、それに続くのが「4歳」馬と、若い年齢の馬が好走率で上位となっている。「7歳」馬が連対率11.1%をマークするなど、ベテラン勢も侮れないが、この時期のダート重賞では、比較的若い馬の勢いに注目したい。


T3

125() 中山11R アメリカジョッキークラブカップ(2) 2200m

 

アメリカジョッキークラブカップ

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

多彩なメンバーが集う中距離重賞

「第56回 アメリカジョッキークラブカップ」

年明けの中山開催の最後を飾る重賞が、アメリカジョッキークラブC。これから飛躍を目指す馬と、前年の秋から連戦を続けてきた馬が交錯する中距離重賞だ。昨年は優勝馬が前年秋のGI 戦線に出走していたヴェルデグリーンで、2着馬と3着馬はそれぞれ休養明け3戦目と2戦目の馬だった。今年も芝中長距離路線での飛躍を目指す馬たちによる熱戦が期待できそうだ。

 

内寄りの馬番が優勢だが

過去10年の馬番別成績をまとめてみると、「3~6番」に連対馬が集中している。しかし、その内側の「1、2番」はいまひとつで、昨年2着のサクラアルディート(2番)が、過去10年で唯一の連対例である


A1
 

単勝オッズ別の成績が特徴的

過去10年の優勝馬10頭は、すべて単勝オッズが10倍未満だった。ただし、「2.02.9倍」だった4頭がすべて4着以下に敗れているというのは気になるデータだ。そして、2着には10倍以上の馬が6頭入り、3着馬は10頭中9頭が「3.019.9倍」と、特徴的な分布になっている。


A2
 

臨戦過程にも特徴あり

このレースには毎年様々な臨戦過程の馬が参戦しているが、好成績となっているのは前走が「前年秋の芝2000m以上のGIJpnI」だった馬。これに該当する馬で当レースを優勝したのは、すべて前走が「有馬記念」だった馬となっている。また、前走が「中山金杯・京都金杯」だった馬も好成績。それに対し、前走が「オープン特別」や「1600万下」だった馬の成績は、いまひとつだ。


A3
 

近走の成績にも要注目!?

アメリカジョッキークラブCでは、「4走前までにJRAのオープンクラスのレースで、単勝3番人気以内に支持され5着以下に敗れていた」という経験を持つ馬が、過去10年のうち2006年を除いたすべての年で連対している。表に挙げた中には、2010年1着のネヴァブション(5番人気)、2着のシャドウゲイト(9番人気)、昨年のサクラアルディート(11番人気)など、あまり評価の高くなかった馬も含まれている。近走の成績の影響で実力を過小評価されている馬がいないかどうか、いまいちどチェックしてみることをおすすめしたい。


A4

124() 京都11R 京都牝馬ステークス(3) 1600m

 

京都牝馬S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

新春の古都で牝馬が艶やかにしのぎを削る

「第50回 京都牝馬ステークス」

4歳以上の牝馬による春の女王決定戦ヴィクトリアマイルに向けた牝馬重賞戦線は、この京都牝馬Sから幕が上がる。このレースの優勝馬がヴィクトリアマイルを制した例はまだないが、2010年のヒカルアマランサス、2012年のドナウブルーと2頭の優勝馬が同年のヴィクトリアマイルで2着に好走している。過去10年の結果から、このレース傾向を探っていく。

 

近3走での重賞実績が重要

過去10年の出走各馬の、近3走以内に出走した芝の重賞レースでの最高着順別に成績を調べると、優勝馬全10頭が「2~5着」に入った実績を持っていた。「1着」となった実績を持つ馬は、出走頭数が6頭と少ないことから今後の動向には注意したいが、「2~5着」だった馬と「6着以下」だった馬とでは好走率で大きな差が付いている。近3走以内に出走した芝の重賞での着順は、今年もチェックが必要だろう。


K1
 

近3走での距離実績をチェック

次に、過去10年の出走各馬の、近3走のうち直近で出走した芝18002000mのレースでの着順別に成績をまとめると、5着以内に入った実績を持つ馬が、該当したレースで6着以下だった馬や、近3走で芝1800m~2000mのレースに出走していなかった馬を好走率で大きく引き離している。なお、「6~9着」・「10着以下」組からも合わせて3頭の優勝馬が出ているが、そのうち2頭は秋華賞(2005年アズマサンダース14着、2013年ハナズゴール16着)、残る1頭が香港C(2007年ディアデラノビア7着)と、該当するレースが国内外のGI だったことは、覚えておいて損はないだろう。


K2
 

勝率で勝る4歳馬

過去10年の年齢別成績を調べると、勝率で「4歳」馬が「5歳」馬を10%以上も引き離してトップとなっている。また、「4歳」馬は2009年から昨年まで6年連続で優勝を飾っている点も見逃せない。しかし、3着内率では「5歳」馬が22.4%でトップに立ち、「6歳」馬も僅かながら「4歳」馬を上回っている。近年は、「4歳」馬が勝ち切ることが多いが、「5歳以上」の馬が2・3着に食い込むケースが多い、という傾向にあるようだ。


K3

118() 京都11R 日経新春杯(2) 2400m

 

日経新春杯

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

波乱の決着も多い難解なハンデキャップ重賞

「第62回 日経新春杯」

2009年に11番人気のテイエムプリキュアが、2013年に10番人気のカポーティスターが優勝を果たすなど、日経新春杯は前評判の低い馬が波乱を演出する年も珍しくない。その一方で、20102012年の勝ち馬はいずれも2番人気以内の馬であり、昨年も単勝オッズ3.2倍で2番人気のサトノノブレスが勝っている。ビッグレースで好走してきた実績馬からハンデの軽い新興勢力まで、さまざまなタイプの馬に優勝のチャンスがあるレースと言えるだろう。今回は過去10年の結果を参考として、レースの傾向を分析してみたい。

 

若い馬が圧倒的に優勢

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率5.8%と苦戦しており、「8歳以上」の馬は好走例がない。比較的若い馬を重視すべきレースと言えそうだ。


S1

京都コースの芝中長距離に実績のある馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝例がなく、3着内率も6.3%にとどまっている。過去の戦績を比較する際は、前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースで好走した経験がある馬を高く評価すべきだろう。


S2
 

GI の出走経験も重要

過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、JRAのGIJpnI に出走経験のある馬だった。一方、出走経験のなかった馬は3着内率15.4%とやや低調な成績に終わっている。これからビッグレースへの参戦を目指す馬よりも、既にJRAのGI に出走した経験のある馬の方が信頼できるようだ。


S3
 

牝馬に注目

牝馬の出走は過去10年で延べ13頭にとどまっているが、うち5頭が3着以内に入っている。このうち2008年3着、2009年1着のテイエムプリキュア、2010年3着のレッドアゲートはそれぞれ11番人気以下での好走だった。牝馬が参戦してきたら、たとえ前評判が低くても注目しておきたい。


S4

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