2014年12月

ホープフルS 結果

有馬記念 結果

28 結果

28 予想

1228(中山10R 有馬記念(1) 2500m

 有馬記念 予想

1228(中山9R ホープフルステークス(2) 2000m

ホープフルS 予想
 

阪神カップ 結果

27 結果

27 予想

1227() 阪神11R 阪神カップ(2) 1400m

阪神カップ 予想

1228() 中山10R 有馬記念(1) 2500m

 

有馬記念

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

ファンの夢を乗せ一年を締めくくるグランプリ!

「有馬記念(第59回 グランプリ)」

今年一年を締めくくるドリームレース・有馬記念。無敗の三冠馬ディープインパクトが国内で生涯唯一の黒星を喫した2005年、牝馬のダイワスカーレットが1番人気の支持に応えて優勝した2008年、引退レースとなったオルフェーヴルが圧倒的な強さを見せつけた2013年など、その熱闘の系譜には、驚きや感動、そして喜びと悔しさがあり、一戦一戦のレースシーンは、全ての競馬ファンの思い出に刻まれていることだろう。ファンの夢を乗せた戦いを前に、過去10年の結果をひも解きながら、レースの傾向を探っていこう!  

 

勝ち馬は3~5歳から

まず、過去10年の年齢別成績から見ていくと、勝ち馬10頭は「3~5歳」馬から出ており、その中でも「4歳」馬が連対率・3着内率を含めた好走率で頭ひとつ抜け出した数値をマークしている。また、「7歳以上」の馬が3着内率で「3歳」馬と「5歳」馬を上回る数値を残している。優勝争いは「5歳以下」の馬が中心となっているが、「7歳以上」のベテラン勢の食い込みにも注意したいところだ。


A1
 

出走各馬の春の実績に目を光らせろ!

次に、各年齢の好走馬に傾向がないか調べてみると、過去10年で有馬記念に出走した3歳馬の春のクラシック(桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー)での最高着順に大きな特徴があり、3歳で連対した6頭すべてに春のクラシックを優勝した経験があった。また、「4歳以上」の馬については、同年の産経大阪杯、天皇賞()、宝塚記念での最高着順別に成績を調べると、優勝馬7頭はその3レースのいずれかに出走しており、そのうち6頭がそのレースで「1、2着」に入っていた。年齢に関係なく、夏以降に成長を遂げた馬よりも、春シーズンからすでに高い実績を残していた馬の方が好走する可能性が高いようだ。


A2
 

近2走以内のレースと着順に注目

過去10年の出走馬について、近2走以内に出走した牝馬限定を除くGIJpnIGIIJpnII での最高着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭は該当するレースで3着以内に入っていた。なかでもそのレースで優勝していた馬は好走率でトップに立っている。近走で出走したレースの条件や格、着順には是非とも注目してみたい。


A3
 

中寄りの馬番が優勢

馬番別成績を調べると、飛び抜けて勝ち馬を多く送り出す馬番は無いものの、2・3着の数では「4~6番」が9頭を数え、3着内率は40%近い数値となっている。また、「7~9番」が3着内率で「4~6番」に次ぐ数値をマークしており、真ん中からやや内寄りの馬番に入った馬が好走するケースが多いことがわかる。


A4

1228() 中山9R ホープフルステークス(2) 2000m

 

ホープフルS

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

大幅にリニューアルされたクラシック前哨戦

「第31回 ホープフルステークス」

昨年までこの時期に阪神・芝2000mで行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sが、今年からホープフルSに改称され、グレードはGIII からGII に、コースも中山・芝2000mに変更された。昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったワンアンドオンリーは、今年の日本ダービーを制して世代の頂点に立った。これまでクラシックウイナーを数多く輩出してきたレースだけに、リニューアルされた今後も将来性豊かな2歳馬による熱戦が期待できるだろう。今回は過去10年のラジオNIKKEI杯2歳Sをサンプルとして、コース変更の影響が小さそうなファクターを中心にレースの傾向を分析してみたい。

 

前走のクラスと結果に注目

前走の条件別成績を見ると、前走で「重賞」に出走していた馬が非常に高い好走率をマークしていた。重賞路線を歩んできた馬は信頼できるようだ。一方、前走が「オープン特別、500万下」「新馬、未勝利」だった馬は、それぞれ3着内率が20%を切っている。


H1
 

なお、前走が「オープン特別、500万下」だった馬のうち、そのレースで「4着以下」に敗れていた馬は好走例がない。


H2
 

また、前走が「新馬、未勝利」だった馬は、該当馬すべてがそのレースを勝ち上がっていたが、2着馬とのタイム差が「0秒2以下」だった馬は連対例がない。前走で重賞以外のレースに出走していた馬は、そのレースの結果と併せて評価したい。


H3
 

ジョッキーとの相性がポイント

過去10年の連対馬20頭中16頭は、JRAのレースにおいて今回と同じ騎手が騎乗して優勝した経験のある馬だった。過去にコンビを組んで優勝したことがあるジョッキーが騎乗する馬は比較的信頼できるようだ。


H4
 

なお、今回騎乗する騎手と過去にコンビを組んでJRAのレースを優勝した経験がなかった馬について、騎手の所属別に成績を調べると、外国人騎手が騎乗した馬は3着内率35.7%と優秀な成績を収めている。過去に、コンビを組んで優勝した経験がない騎手が騎乗する場合、その騎手が「外国」所属の騎手なら評価を下げる必要はないだろう。


H5
 

上位人気に推されたことのある馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、JRAのレースで単勝オッズ「4倍未満」の支持を集めたことがある馬だった。過去の戦績を比較する際は、レース内容だけでなく単勝オッズにも注目してみたい。


H6

1227() 阪神11R 阪神カップ(2) 1400m

 

阪神カップ

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

高配当決着が続く年末の短距離重賞

「第9回 阪神カップ」

昨年の阪神Cは単勝オッズ15.4倍の8番人気にとどまっていたリアルインパクトが優勝を果たし、3連複4万7050円、3連単328560円の高配当決着となった。今年で9回目を迎えるレースだが、過去8回は3連複の配当がいずれも100倍を超え、3連単の配当が10万円未満だったのは2006年の第1回(8万2560円)だけである。波乱の主役となり得る馬を探るべく、今回は過去8年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを探ってみたい。(※2009年は2着同着)

 

“距離短縮”組が優勢

過去8年の3着以内馬24頭中17頭は、前走で「1500m以上」のレースに出走していた馬だった。一方、前走の距離が「1400m」や「1400m未満」だった馬は低調な成績に終わっている。臨戦過程を比較する際は、前走で今回よりも長い距離のレースに出走していた“距離短縮”組を重視すべきだろう。


H1
 

前走のグレードに注目

過去8年の3着以内馬24頭中19頭は、前走で「JRAのGIJpnIGIIJpnII」に出走していた馬だった。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率6.8%と苦戦している。前走でグレードの高いレースに出走していた馬が中心と言えそうだ。


H2
 

なお、前走の条件が「JRAのGIJpnIGIIJpnII」以外だった馬のうち、そのレースで「6着以下」に敗れていた馬は連対例がなく、3着となったのも2010年のマイネルフォーグだけだった。前走が「JRAのGIJpnIGIIJpnII」以外のレースで「6着以下」に敗れていた馬はさらに評価を下げたい。


H3
 

距離適性を重視せよ

過去4年の連対馬8頭中、2010年2着のレッドスパーダを除く7頭は、JRAの芝1400mの重賞において連対経験のある馬だった。該当馬は好走率でも経験のなかった馬を上回っている。2009年以前はJRAの芝1400mの重賞で連対経験のない馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するなら、今回と近い条件の重賞に実績がある馬を高く評価すべきだろう。


H4
 

近年は外枠優勢

過去4年の連対馬8頭は、いずれも馬番が「1018番」だった。一方、馬番が「1~9番」だった馬は3着内率8.3%と苦戦している。2009年以前は内めの枠に入った馬も健闘していたが、近年は外枠が優勢の傾向にあるようだ。


H5

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