予想不可能!? by ぶちょお

2014年10月

1025() 東京11R 富士ステークス(3) 1600m

 

富士S

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

マイルチャンピオンシップを射程圏に!

「第17回 サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス」

1123日のマイルチャンピオンシップまでは中3週。秋のマイル王を目指す馬たちが集まる前哨戦として熱気に包まれる重賞ではあるが、過去10年のうち6年で、単勝二桁人気の伏兵馬が3着以内に食い込んでいる。2009年と2010年は2、3着に二桁人気の馬が入り、いずれも3連単が100万円を超える高配当となった。昨年は1番人気馬が勝利したものの、2着が9番人気、3着が14番人気でやはり波乱となった。今年も、まずは過去の傾向をチェックして、好走の可能性が高い馬のピックアップにつなげていきたい。

 

単勝オッズ別の成績に特徴あり

冒頭にも記した通り「二桁人気馬」の台頭がしばしばある富士Sだが、単勝オッズ別の成績を見てみると、「20倍以上」の馬が5頭連対し、3着には「50.099.9倍」の馬が4頭入っている。また、「10.014.9倍」のエリアも妙味ある数字となっている。逆に、「7.09.9倍」と「15.019.9倍」のエリアは、成績的にいまひとつだ。


F1
 

4歳と5歳が中心

年齢別に成績を分類してみると、好走率で上位となっているのは「4歳」馬と「5歳」馬だ。「3歳」馬も3着以内に7頭を送り込むなど悪くない数字となっている。反対に、7歳以上の馬は2005年のウインラディウスと2006年のキネティクス(ともに7歳)が勝利しているが、それ以降は3着1回のみと苦戦している。


F2
 

GIGII からの臨戦馬は苦戦ぎみ

前走のレース別に成績をまとめてみると、前走がGIJpnI だった馬は延べ27頭が出走して、2着以内に入ったのは安田記念から臨んだ2頭だけ。前走がGIIJpnII だった馬も2着以内に入ったのは2頭だけとなっている。逆に好成績を挙げているのは、前走がGIIIJpnIII だった馬たち。また、オープン特別のポートアイランドS組も好相性を示している。ちなみに、富士Sに「中10週以上」の間隔で臨んだ馬は延べ71頭いたが、1着2回、2着と3着が各3回と、苦戦ぎみだ。


F3
 

ハンデキャップのGIII での成績に注目!

富士Sでは、2005年以降「5走前までに、GIII のハンデキャップ競走で3着以内に入ったことがある」という馬が毎年連対している。混戦になりがちな重賞だけに、近走の成績にも注目が必要かもしれない!?


F4

1019() 京都11R 秋華賞(1) 2000m

 

秋華賞

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

牝馬三冠最後の栄誉をかけた戦い!

「第19回 秋華賞」

牝馬三冠レースの最終関門となる秋華賞。近年の勝ち馬には、続くエリザベス女王杯も制して牝馬の頂点に立った2007年のダイワスカーレットや2013年のメイショウマンボ、世界の強豪を相手に史上初となる3歳牝馬によるジャパンカップ制覇の偉業を達成した2012年のジェンティルドンナなど、3歳馬の枠を超えて活躍する馬も多い。今年も歴史的名牝の誕生を心待ちにしながら、過去10年の結果をもとに、傾向を分析して行こう!

 

上位人気馬は信頼度が高い!

まず、過去10年の単勝人気別成績から見ていくと、優勝馬10頭中9頭が「3番人気以内」の馬から出ている。なかでも「2番人気」馬は6勝を挙げ、3着内率では90.0%と傑出した数値を叩き出している。また、「1番人気」馬も3着内率60.0%をマークしており、上位人気馬がその支持に応える走りを披露している。2着には「6~9番人気」馬から4頭、3着には「10番人気以下」の馬からも3頭が入っているように伏兵馬にも十分に警戒が必要だが、上位人気馬がそろって崩れることは考えにくいだろう。


S1
 

前走のレースに注目!

次に、前走のレース別に成績を調べると、過去10年の優勝馬10頭のうち8頭が「ローズS」、残り2頭のうち1頭が「クイーンS」、もう1頭が「オークス」からの臨戦馬だった。2着馬も10頭中8頭が前走で「ローズS」・「クイーンS」に出走しており、この2レースから臨んだ馬は好走率でも他のグループを大きく上回っている。今年もこの傾向が続くのか、臨戦過程には注目しておきたい。


S2
 

近4走以内の芝重賞で好走した馬が強い!

近4走以内に出走していた芝の重賞での最高着順別に成績を調べてみると、優勝馬10頭中9頭が近4走以内に芝の重賞を優勝していた実績があり、残る1頭にも「2着」に入った経験があった。また、連対馬で見ても、20頭中19頭が「1~3着」に入った実績のある馬だった。3歳世代の強豪牝馬が集う一戦だけに、重賞で上位に入った実績を持っている馬に注目したい。


S3
 

5~6月の成績は要チェック!

さらに、同年の5~6月に出走したレースの成績を調べてみると、最も好走率が優秀だったのは、5~6月に出走したレースをすべて勝利していた馬だった。2着以下に敗れた経験のあった馬は、敗れたレースでの勝ち馬との着差が小さいほど好走率が高くなっている。クラシックレースを前に実績を残していた馬にとって5~6月は春のGI 戦線の真っ最中であり、そうでない馬にとっても秋の大舞台に向けて実績を積み上げる大事な時期だ。そういった期間の成績に注目してみるのも面白いだろう。


S4

1018() 東京11R 府中牝馬ステークス(2) 1800m


府中牝馬S


【過去10年のデータから(JRA)】


秋シーズン唯一の牝馬限定GII

「第62回 府中牝馬ステークス」

府中牝馬Sは、3歳以上牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯を目指すメンバーが集まる一戦。2011年にGIII からGII に格上げされ、重要な前哨戦としての地位がさらに高まった。過去10年の結果を振り返ってみると、単勝1番人気馬は、2008年のカワカミプリンセス(2着)を最後に連対しておらず、2番人気馬は、2006年に優勝したデアリングハートが過去10年で唯一の連対例となっている。今年も伏兵馬には要注意といったところだ。まずは過去10年の結果をもとに傾向をチェックしていこう。


単勝オッズ別の分布に注目

冒頭で記したとおり、過去10年の府中牝馬Sでは単勝1番人気馬と2番人気馬の成績がいまひとつ。それを単勝オッズ別に見てみると、「2.9倍以下」の支持を受けた馬は未勝利ながらも、該当する6頭のうち5頭が3着以内に入って3着内率は83.3%と高い数値をマークしている。また、「3.0倍~6.9倍」の馬は計4勝を挙げているが、2着が1回だけというのは覚えておいてもいいかもしれない。妙味があるのは「7.09.9倍」と「10.019.9倍」のエリアで、両グループからは3着以内馬が計15頭送り出されている。また、「7.09.9倍」組は、勝率・連対率で「6.9倍以下」の各グループを上回りトップとなっている。


F1

4歳馬と5歳馬が中心

過去10年の府中牝馬Sでは、3着以内馬30頭中27頭が4歳馬と5歳馬によって占められている。3歳馬と6歳以上の馬は出走頭数が少ないが、好走例も少なくなっている。ちなみに、6歳以上で唯一連対を果たしたのは2010年のセラフィックロンプ(6歳)で、同馬は単勝14番人気での好走だった。

F2

枠番別の成績も要チェック

過去10年のこのレースは、13頭立てだった昨年を除くと毎年16頭以上で行われているが、枠番別の成績をチェックしてみると、特徴的な偏りがみられた。「7枠」から優勝馬が4頭、「8枠」から2着馬が5頭と外枠の馬の好走が目立っている。ただし、馬番別で見た場合、「17番」と「18番」は過去10年で9頭出走したがすべて6着以下に敗れている。


F3

重賞での善戦歴に注目
過去10年の府中牝馬Sでは、同年の重賞で3着又は4着に入った経験のあった馬が2005年を除いたすべての年で連対している。なお、唯一該当馬が連対していない2005年も、3着に入ったオースミハルカが前走の福島牝馬Sで4着となっていた。今年も該当馬にはチェックを入れておくことをおすすめしたい。

F4

このページのトップヘ