2014年08月
8月31日(日) 札幌11R キーンランドカップ(G3) 芝1200m 予想
8月31日(日) 新潟11R 新潟2歳ステークス(G3) 芝1600m 予想
8.30 結果
8.30 予想
8月31日(日) 札幌11R キーンランドカップ(G3) 芝1200m 予想ポイント
8月31日(日) 札幌11R キーンランドカップ(G3) 芝1200m
【過去10年のデータから(JRA)】
チャンピオン争いの趨勢が決まる注目の一戦!
「第9回 キーンランドカップ」
過去8回のサマースプリントシリーズでチャンピオンに輝いた馬のうち、2010年のワンカラットと2012年のパドトロワはいずれもキーンランドCの優勝馬である。また、他の延べ6頭がそれぞれシリーズ最終戦のセントウルSでポイントを獲得していたのに対し、この2頭はセントウルSに出走することなく王座を射止めた。サマースプリントシリーズ制覇を目指す馬にとっては、最終戦とほぼ同等の重みを持つ大事なレースだ。今回は函館・芝1200mで行われた2013年を含む過去8年の結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。
北海道のレースに実績のある馬が中心!
過去8年の3着以内馬24頭中延べ19頭は、札幌・芝1200mか函館・芝1200mで行われた500万下より上のクラスのレースにおいて優勝経験のある馬だった。該当馬は3着内率30.2%と好走率も高い。北海道シリーズの芝1200mのレースを得意とする馬は信頼できるようだ。
前走もシリーズ対象レースだった馬に注目!
過去8年の3着以内馬24頭中13頭は、前走でサマースプリントシリーズの対象レース(CBC賞は同シリーズに組み込まれた2012年以降のみ対象レースとしてカウント)に出走していた馬だった。まずは同シリーズ対象レースからの臨戦馬に注目すべきだろう。
ただし、前走がサマースプリントシリーズ対象レースだった馬のうち、そのレースで「5着以下」に敗れていた馬が3着以内となった例はなかった。前走で同シリーズ対象レースに出走していたとしても、上位争いに食い込めなかった馬については評価を下げるべきかもしれない。
近年は4~5歳馬が優勢!
過去4年の年齢別成績を調べてみると、「4歳」や「5歳」の馬が高い好走率をマークしていた。2009年以前は「6歳以上」の馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するなら比較的若い馬に注目すべきだろう。
前走の“末脚”がポイント!
過去4年の3着以内馬12頭中延べ8頭は、前走がJRAのレースで、出走メンバー中「5位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬だった。前走内容を比較する際は、着順だけでなくレース終盤の脚色にも注目したいところだ。
8月31日(日) 新潟11R 新潟2歳ステークス(G3) 芝1600m 予想ポイント
8月31日(日) 新潟11R 新潟2歳ステークス(G3) 芝1600m
【過去10年のデータから(JRA)】
長いホームストレッチでの追い比べに注目!
「第34回 新潟2歳ステークス」
昨年は1着がハープスター、2着がイスラボニータと翌年のクラシックを制した馬がワンツーを決めた新潟2歳S。それ以前にも、2004年の優勝馬マイネルレコルト、同2着馬ショウナンパントル、2008年の勝ち馬セイウンワンダーがそれぞれ暮れの2歳GI を制しており、各馬の将来を展望するうえで重要なレースであるといえる。今年も658.7mを誇る新潟競馬場の最後の直線で、どのようなドラマが見られるのか、注目だ。
上位人気馬が堅実
たびたび伏兵馬が上位に食い込んでいる新潟2歳Sだが、過去10年の単勝オッズ別に成績を調べてみると、「3.9倍以下」の支持を受けた11頭のうち9頭が3着以内に入り、優勝馬10頭のうち8頭は「10倍未満」の馬が占めるなど上位人気馬が堅実。しかしながら、2着には「20倍以上」だった馬が6頭入っている。伏兵馬の台頭にはやはり注意が必要だ。
前走の距離にも要注目
このレースの舞台は、新潟競馬場の芝外回り1600m。コーナー2回のダイナミックなコースとして知られている。そこで過去10年の前走の距離別成績を調べてみると、好結果を出している馬の大半は、前走が「1400~1600m」だった馬となっている。対して、前走が「1200m以下」や「1800m」だった馬がいまひとつであることは、覚えておきたいデータと言える。
ゆったりしたローテーションが好相性
過去10年の連対馬は、すべてキャリア1~2戦の馬だった。経験が浅い馬同士の戦いとなるが、そこで好相性となっているのが、前走から「中5週以上」と余裕がある日程で臨んできた馬だ。逆に、「中4週以下」でこのレースを迎えていた馬は10頭が連対を果たしているが、好走率ではいまひとつとなっている。
デビュー戦での単勝人気にも注目
過去10年の新潟2歳Sでは、2008年を除き「デビュー戦で単勝2~6番人気だった」という馬が毎年連対している。今春の皐月賞を制したイスラボニータ(2013年2着)は、デビュー戦で2番人気だった。また、今年のドバイデューティフリーと安田記念を制したジャスタウェイ(2011年2着)も、デビュー戦では4番人気だった。今回も出走馬のデビュー戦での単勝人気を調べておいて損はないだろう。