5月3日(土) 東京11R 青葉賞(G2) 芝2400m
【過去10年のデータから(JRA)】
3歳馬の頂点へ夢をつなぐトライアルレース!
「第21回 テレビ東京杯青葉賞(ダービートライアル)」
青葉賞は日本ダービーのトライアルレースとして、毎年手に汗握る激闘が繰り広げられている。このレースの優勝馬の中で日本ダービーを制した馬は、レース創設以来まだ出ていないが、過去10年の優勝馬の中では、2006年のアドマイヤメイン、2011年のウインバリアシオン、2012年のフェノーメノが本番で2着に好走している。今年こそ、このレースから3歳馬の頂点に上り詰めるスターホースが誕生するのだろうか? ここでは過去10年の結果から、レースの傾向に迫って行く!
1・2番人気が強いが…
過去10年の単勝人気別成績をまとめると、「1番人気」馬が勝率・連対率が50.0%、3着内率が70.0%で、ファンの期待に応える走りを披露している。また、「2番人気」馬も3着内率50.0%と、上位の数値をマークしている。しかし、「3~5番人気」の各グループは3着内率20.0%と不振の傾向にあり、代わって「6~9番人気」馬が、「3~5番人気」馬を上回る3着内率(22.5%)をマークしている。伏兵馬の台頭には常に警戒が必要だろう。
近2走以内のオープンクラス出走経験が重要!?
近2走以内におけるオープンクラスの芝のレースへの出走回数別に成績を調べると、昨年の優勝馬ヒラボクディープ(出走回数0回)を除き、出走回数「1回」か「2回」のグループから9頭の勝ち馬が出ており、好走率でも「0回」組を圧倒している。近2走以内でオープンクラスの芝のレースに出走した経験が、このレースでは活かされる傾向にあるようだ。
近3走のレースと単勝人気に注目!
さらに過去10年での、近3走以内における500万下・オープンクラスでの最高単勝人気別に成績を見ると、1着馬10頭はすべて「1番人気」に支持された経験を有していた。好走率でもそれ以外の各グループが3着内率で10%未満にあるなか、「1番人気」に支持された経験を持つ馬は抜きん出た数値を叩き出している。近3走のレースと単勝人気には、引き続き注目してみたい。