予想不可能!? by ぶちょお

2013年11月

121() 阪神11R ジャパンカップダート(1) 1800m

 

ジャパンカップダート タイトル のコピー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

各地のタイトルホルダーが一堂に会す国内ダート戦線の最高峰!

「第14回 ジャパンカップダート」

2000年に創設され、今年で14回目となるジャパンカップダート。過去の優勝馬には歴史的な優駿がズラリと名を連ねている。2007年の優勝馬ヴァーミリアンはこのレースを含めてGIJpnI 9勝をマークし、日本国内におけるGIJpnI 最多勝利記録を樹立。2009年の優勝馬エスポワールシチーは、今年114日のJBCクラシック(金沢)で通算9度目のGIJpnI 勝利を果たしヴァーミリアンの記録に並んでいる。また、既に現役を退いた優勝馬延べ11頭中、このレースが生涯唯一のGI 勝利だったのはアロンダイト(2006年)と外国馬のフリートストリートダンサー(2003年)だけだ。日本のダートのレースとしては最高額の優勝賞金(13000万円)が懸かった一戦を制し、名馬の系譜にその名を刻むのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

 

“関西馬”が中心!

過去10年の3着以内馬30頭中、2003年1着のフリートストリートダンサー(アメリカ)、2004年3着のジンクライシスを除く28頭は、栗東所属の「関西馬」だった。「地方馬」や「海外馬」、そして美浦所属の「関東馬」は割り引きが必要かもしれない。


J1
 

前走好走馬が優勢!

過去10年のジャパンカップダートで3着以内となったJRA所属馬29頭中25頭は、前走でも3着以内に入っていた。一方、前走で「4着以下」に敗れていた馬は3着内率6.1%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を素直に重視すべきだろう。


J2
 

なお、前走「4着以下」から巻き返してジャパンカップダートで3着以内となった4頭は、いずれも前々走で2着以内に入っていた。前走だけでなく、前々走でも見せ場を作れなかったJRA所属馬は評価を下げたいところだ。


J3
 

同年にJRAの重賞で好走経験のある馬が好成績!

過去10年のジャパンカップダートで3着以内となったJRA所属馬29頭中23頭には、同年に行われたJRAの1600m以上の重賞において3着以内となった経験があった。一方、この経験がなかったJRA所属馬は3着内率11.3%とやや苦戦している。同年の戦績を比較する際は、JRAの重賞で3着以内に入った経験がある馬を重視してみたい。


J4
 

高齢馬は割り引き!?

年齢別成績を見ると、「8歳」と「9歳」の馬は好走例がなく、「7歳」の馬も連対例がない。高齢馬は評価を下げるべきだろう。


J5
 

なお、単勝8番人気以下だった馬の年齢別成績を見ると、「7歳以上」の馬だけでなく「5歳」や「6歳」の馬も低調な成績となっている。前評判の低い馬を比較する際は、「3歳」や「4歳」の若い馬に注目したい。


J6
 

近年は前走の距離がポイント!

阪神・ダート1800mで行われるようになった2008年以降の3着以内馬15頭中12頭は、前走でダート・1800m以上のレースに出走していた。一方、前走が芝のレースだった馬は〔0・0・0・5〕と好走例がなく、前走がダート・1800m未満のレースだった馬も3着内率10.3%とやや苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走でダート・1800m以上のレースに出走していた馬を重視してみよう。


J7

1130() 中京11R 金鯱賞(2) 2000m

 

金鯱賞  タイトル のコピー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

新たなスター候補が集うグランプリ前哨戦!

「サイレンススズカメモリアル第49回 金鯱賞」

宝塚記念の前哨戦として長らく親しまれてきた金鯱賞だが、昨年から有馬記念を目前に控えたこの時期に行われるようになった。昨年の優勝馬オーシャンブルーは、次走の有馬記念で10番人気の低評価を覆し2着に好走。また、2着のダイワマッジョーレは今春の京王杯スプリングCで、3着のアドマイヤラクティも今年2月のダイヤモンドSでそれぞれ重賞初制覇を達成。有馬記念をはじめとする今後の古馬重賞戦線を占ううえでも重要な一戦と言えそうだ。今回は昨年の金鯱賞と、2003年以降の同時期(ジャパンカップ翌週から12月中旬まで)に3歳以上・芝2000mの条件で行われた牝馬限定を除くJRA重賞(20032005年の鳴尾記念、20062011年の中日新聞杯)の計10レースを参考に好走馬に共通する傾向を分析してみたい。

 

若い馬が中心!

対象としたレースにおける年齢別成績を見ると、「3歳」や「4歳」の馬が優秀な好走率をマークしていた。昨年の金鯱賞で上位を占めたのも、1着オーシャンブルー(4歳)、2着ダイワマッジョーレ(3歳)、3着アドマイヤラクティ(4歳)と4歳以下の馬ばかりである。異なる世代の馬同士を比較する際は、年齢の若い馬を重視したいところだ。


K1
 

同年の“中央場所”における成績がポイント!

対象としたレースにおける3着以内馬30頭中、半数の15頭は同年にJRAの“中央場所”(東京、中山、京都、阪神)で行われた重賞で3着以内となった経験がある馬だった。いわゆる“ローカル場”(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)だけでなく、“中央場所”の重賞でも好走している馬に注目すべきだろう。


K2
 

また、同じく対象としたレースにおける3着以内馬30頭中18頭は、同年にJRAの“中央場所”で行われた1000万下から上のクラスのレースで優勝した経験のある馬だった。同年に“中央場所”のレースで実績を残していない馬は割り引きが必要かもしれない。


K3
 

前走で大きく負けていた馬は割り引き!?

対象としたレースにおける3着以内馬30頭中16頭は、前走で「5着以内」に入っていた。一方、前走で「6着以下」に敗れていた馬は3着内率15.9%とやや苦戦している。


K4
 

なお、前走で「6着以下」に敗れていた馬のうち、そのレースが「JRAのGIJpnI 以外」だった馬は3着内率9.4%とさらに低調な成績に終わっていた。前走がビッグレースではなく、それでいて着順も芳しくなかった馬は評価を下げるべきだろう。


K5
 

外国所属のジョッキーが好成績!

対象としたレースにおける優勝馬10頭中、半数の5頭は「外国」所属の騎手が騎乗していた。該当馬は3着内率72.7%と好走率の面でも優秀だ。今年は同日に阪神競馬場でワールドスーパージョッキーズシリーズが開催されるものの、短期免許で来日中の外国人ジョッキーがこちらに参戦してきたらぜひ注目してみたい。


K6

1130() 中山11R ステイヤーズステークス(2) 3600m

 

ステイヤーズS  タイトル のコピー

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

国内最長距離の平地重賞を舞台にスタミナ比べ!

 「第47回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス」

2005年に前年の菊花賞優勝馬デルタブルースが勝利を収めているほか、2009年には菊花賞2着から臨んだ3歳馬フォゲッタブルが1番人気に応えて快勝、2009年春の天皇賞馬マイネルキッツが2011年に勝利するなど、ステイヤーズSのレース名が示すように、長距離を得意とする馬の活躍が目立つ。国内の平地重賞で最も長い距離を舞台に争われるこの一戦には、どうのような傾向があるのか? 過去10年の結果から分析する!

 

前走GIIJpnII 出走馬が強い!

過去10年の前走の条件別成績からチェックしていくと、優勝馬10頭中9頭が前走で「GIJpnI」か「GIIJpnII」に出走していた。唯一「GIIIJpnIII 以下」のクラスからの臨戦で勝利したのは2003年のチャクラ(前走オープン特別のドンカスターS)で、目下9年連続で「GIJpnI」または「GIIJpnII」からの臨戦馬が制している。なかでも「GIIJpnII」組は3着以内馬の頭数や好走率で他のグループを引き離しトップとなっている。今年もこの傾向が続くのか、大いに注目してみたい。


S1
 

勝率上位は3歳と8歳以上!

過去10年の年齢別成績では、勝率で「3歳」馬がトップとなり「8歳以上」の馬が2番手の数値をマーク。3着内率では「8歳以上」馬がトップで、2番手に「3歳」馬がつけている。さらに、過去10年分の成績となる表と過去6年分の成績となる表を見比べてみると、「3歳」馬と「8歳以上」の馬が3着以内に入ったのは、近6年に集中していることがわかった。近年は若い「3歳」世代と、キャリア豊富な「8歳以上」の馬が大きな存在感を放っている。


S2
 

近年は伏兵馬の台頭が多い!

単勝人気別成績をまとめると、過去10年では「2番人気」馬と「4番人気」馬が3着内率60.0%、「1番人気」馬が同50.0%をマークしている。しかし、過去6年に限れば上位人気馬の中で3着内率が50.0%を超えているのは「2番人気」馬のみ。優勝馬の半数が「6~9番人気」から送り出されていることなどから、今年も伏兵馬を軽く扱うと痛い目に遭うかもしれない。


S3

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