予想不可能!? by ぶちょお

2013年10月

1026() 京都11R スワンステークス(2) 1400m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

秋のマイル王へ大きなステップを踏み出せ!

「第56回 毎日放送賞 スワンステークス」

スワンSはマイルチャンピオンシップの重要な前哨戦として行われているが、近年に限ればスワンS優勝馬で、同年のマイルチャンピオンシップを制した馬はいない。しかし、2003年のギャラントアローが同年のマイルチャンピオンシップで3着、2007年のスーパーホーネットと2012年のグランプリボスが同2着に好走している。秋のマイル王決定戦へ向けた前哨戦として、あるいは、その先に続くスプリント戦線を展望する一戦としても目が離せない。レースの傾向に迫るべく、過去10年の結果からこのレースの傾向を分析する。

 

主力は4歳馬!

まず、過去10年の年齢別成績からみていくと、最も出走頭数の多い「5歳」馬(43頭)から勝ち馬が出ておらず、率の上でも「5歳」馬は苦戦気味だ。それに対し、36頭が出走して連対馬10頭を送り出す「4歳」馬が、好走率のすべてで他の年齢を大きく引き離している。今年も「4歳」馬は、無視できない存在となるだろう。


S1
 

馬番別の成績に偏りが!?

次に馬番を2つごとに区切り、成績をチェックしてみると、優勝馬は真ん中から外寄りの馬番から多く出ていた。率の上でも真ん中から外寄りの馬番が上位の数値をマークしており、内寄りの「3~4番」と「5~6番」は3着内率が5.0%と苦戦している。ただし、最内の「1~2番」が、6頭の3着以内馬を送り出し、率の面でも上位の数値をマークしている点は覚えておいても損はないだろう。


S2
 

近4走以内のGIJpnI 出走経験が重要!

過去10年の出走馬について、近走の成績を調べてみると、優勝馬10頭中9頭が近4走以内に芝のGIJpnI レースに出走経験のある馬だった。出走経験のあった馬は好走率の面でも、出走経験のなかった馬の倍以上の数値を記録しており、その差は歴然としている。


S3

1020() 京都11R 菊花賞(1) 3000m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

クラシック最終決戦!

「第74回 菊花賞」

クラシック三冠の最終戦である菊花賞は、芝3000mという3歳馬にとって未知の距離での戦いとなるだけに、長距離に適性がある馬の陣営は鼻息を荒くしていることだろう。また、春の実績馬と夏の上がり馬が対決するという側面にも注目が集まる。今年も3分強のドラマに熱い視線を送りたい。

 

伏兵陣にも要注意

菊花賞では単勝「1番人気」馬が4勝を挙げ、3着内率は70.0%と上々の成績を残しているが、「2番人気」馬と「3番人気」馬は未勝利。逆に、「4~8番人気」馬が6勝2着6回と、かなりの好成績を挙げている。単勝オッズ別にみても、「1.9倍以下」の断然人気に推された馬は勝率100%となっているが、それに続くエリアはいまひとつの成績となっている。今年も伏兵陣には注意すべきといえるだろう。


K1
 

関西馬が圧倒!

過去10年の菊花賞では、「関西馬」の成績が断然。上位人気に支持された「関東馬」も多くいたが、菊花賞で3着以内に入ったのは、2004年2着のホオキパウェーブと2007年3着のロックドゥカンブだけとなっている。


K2
 

神戸新聞杯組が中心

過去10年の菊花賞では、前走がトライアルの「神戸新聞杯」だった馬が好成績を残している。それ以外のレースから臨んだ馬は成績的にいまひとつで、もうひとつのトライアル重賞、「セントライト記念」組からは優勝馬が出ておらず、2着馬が3頭、3着馬が2頭出ているのみとなっている。ちなみに前走「1000万下クラス」組で3着以内に入った3頭には、「休養明け初戦となった前々走で敗れ、2戦目の前走を勝利していた」という共通点があった。


K3
 

続いて、前走「神戸新聞杯」組について、そこでの着順別に成績をまとめてみると、「神戸新聞杯」で5着以内だった馬からしか優勝馬が出ていないことがわかった。また、そのなかで光っているのは、3着だった馬の健闘ぶりだ。


K4
 

下位人気での好走実績にも要注目

菊花賞では「4走前までに、単勝5番人気以下で連対した」経験がある馬の好走例が多い。とくに、2006年以降はこれに該当する馬が毎年連対を果たしており、今年も要注目のデータといえる。該当レースは条件クラスのレースから日本ダービーまで幅広いが、近走でファンの評価以上の結果を残している馬が出走してきたら、チェックしてみることをおすすめしたい。


K5

1019() 東京11R 富士ステークス(3) 1600m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

高額配当決着が続くGI 前哨戦!

「第16回 サウジアラビアロイヤルカップ 富士ステークス」

マイルチャンピオンシップの前哨戦に位置付けられている富士Sは、波乱の決着が多いことでも知られている。2005年以降の過去8回に限ると、単勝1番人気馬が勝ったのは2011年(エイシンアポロン)の1回だけだ。また、この2011年を除く7回は3連複が万馬券決着となっており、3連単は2005年(85920円)と2008年(96570円)、2011年(33270円)を除く5回で10万円を超える配当が飛び出している。波乱の原因を探って今年の展望に役立てるべく、今回は過去10年の結果からレースの傾向を分析してみよう。

 

臨戦課程に注目!

前走との間隔別成績を見ると、前走から「中8週以上」で出走した馬は3着内率11.3%と、「中7週以内」で出走した馬に比べ苦戦していた。休養明けで臨む馬よりも、「中7週以内」の間隔で出走している馬を重視したいところだ。


F1
 

なお、前走との間隔が「中7週以内」だった馬のうち、前走の着順が「5着以内」だった馬は3着内率31.4%とより優秀な好走率をマークしていた。臨戦過程を比較する際は、前走との間隔が開きすぎておらず、そのレースで上位争いをしていた馬を高く評価したい。


F2
 

キャリア豊富な馬は割り引き!?

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率9.9%と苦戦している。


F3
 

また、通算出走回数別成績を見ると、「21回以上」の馬が3着内率10.3%と低調な成績に終わっていた。キャリア豊富な馬よりも、比較的キャリアが浅い馬を重視すべきかもしれない。


F4
 

安田記念出走組は過信禁物!?

過去10年の3着以内馬30頭中、2003年1着のミレニアムバイオ、2009年1着のアブソリュート、2010年2着のライブコンサートを除くのべ27頭は、同年の安田記念に出走していなかった。


F5
 

また、同年の安田記念に出走経験があった馬のうち、その安田記念で「10着以内」だった馬は好走例がない。該当馬の大半は上位人気に推されているが、期待に応えられる可能性はかなり低いと見るべきだろう。


F6

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