予想不可能!? by ぶちょお

2013年10月

113() 東京11R アルゼンチン共和国杯(2) 2500m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

ニューヒーローの誕生なるか!?

「第51回 アルゼンチン共和国杯」

過去10年のアルゼンチン共和国杯で優勝を果たした馬のうち、単勝4番人気以下の支持にとどまっていたのは2003年のアクティブバイオ(単勝7番人気)と2009年のミヤビランベリ(同11番人気)だけである。ハンデキャップ競走ではあるものの、上位人気馬が期待に応えるケースが少なくないレースだ。もっとも、2006年以降の優勝馬7頭中、JRAの重賞で優勝経験があったのは前述のミヤビランベリ(2008年七夕賞など重賞3勝)のみ。実績馬がそれほど勝ち切れていないという意味では、ハンデキャップ競走らしい一戦と言えるかもしれない。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通する傾向を分析してみよう。

 

前走の着順をチェック!

前走の着順別成績を見ると、連対率や3着内率が高いのは前走で上位に入っていた馬だった。一方、前走で「6着以下」に敗れていた馬は3着内率6.4%と苦戦している。まずは前走の着順が良かった馬に注目してみたい。


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同年に優勝経験のある馬が優勢!

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、同年にJRAのレースで優勝経験がある馬だった。今年の出走馬についても、2012年以前の実績より2013年に入ってからのレースぶりを重視すべきだろう。


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ただし、同年にJRAのレースで優勝経験があった馬のうち、同年にJRAの芝20002600mのレースで優勝した経験のない馬は3着内率6.3%と苦戦していた。2013年に勝ち鞍があっても、今回と大きく異なる条件のレースでしか勝っていない馬は割り引きが必要かもしれない。


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重賞ウイナーは割り引き!?

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、JRAの重賞で優勝経験がない馬だった。一方、JRAの重賞で優勝経験があった馬は3着内率12.5%と、重賞未勝利馬に比べ苦戦している。過去の実績に応じて負担重量が決まるハンデキャップ競走だけに、重賞実績の無い馬でも軽視は禁物と言えそうだ。


ちなみに、過去10年の優勝馬のうち、JRAの重賞で優勝経験があったアクティブバイオ(2003年)、サクラセンチュリー(2005年)、ミヤビランベリ(2009年)の3頭には、それぞれ芝24002500mのGII を制した経験があった。重賞ウイナーを比較する際も、今回と近い条件の重賞を勝った実績を評価すべきだろう。


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若い馬に注目!

年齢別成績を見ると、3着内率が高いのは「3歳」や「4歳」の馬だった。一方、「7歳」馬で3着以内となったのは2005年のコイントス(3着)だけで、「8歳以上」の馬は好走例がない。異なる世代の馬を比較する際は、若い馬を重視したいところだ。


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113() 京都11R みやこステークス(3) 1800m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

さらなる高みを狙いダートの猛者が集結! 

「第4回 みやこステークス」

創設されて今年で4回目と歴史の浅い一戦だが、過去3年の勝ち馬(2010年トランセンド、2011年エスポワールシチー、2012年ローマンレジェンド)はすべて、このレースを制した後にダートのGIJpnI を制している。しかも、昨年の2着馬ニホンピロアワーズが次走でジャパンカップダートを制しているように、ジャパンカップダートの前哨戦としても注目が集まるこの一戦について、同コースで行われたレースからひも解くデータと、過去3年の結果から導くデータをお届けする。

 

1~3番人気が強い!

舞台となる京都・ダート1800mで、2003年から2013年5月末までに行われたオープンクラスの計49レースのデータからチェックして行く。まず、単勝人気別成績をまとめると、「1番人気」馬が好走率のすべてでトップの数値を叩き出していた。「2番人気」・「3番人気」馬も、「1番人気」馬には劣るものの、連対率では「4番人気」・「5番人気」馬の2倍以上の数値をマークしている。この京都・ダート1800mでは「1~3番人気」馬が人気に応える走りを見せるケースが多い、と言うことは覚えておいても損はないだろう。


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4コーナー5番手以内が優勢!

前項と同じ49レースを対象とした4コーナーの位置別成績を調べると、「先頭」・「2~5番手以内」の2グループと、「6~9番手」・「10番手以下」の2グループの間には、好走率で大きな差が見られた。「2~5番手」組と「6~9番手」組で比較すると、その差は連対率・3着内率で2倍以上、勝率では4倍近くにまで上っている。このコースでは、4コーナーを「5番手以内」で通過した馬が、上位争いを繰り広げることが多いようだ。


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近3走の単勝人気に注目!

次に、過去3年のみやこSの結果から傾向を探ってみよう。出走各馬の近3走での最低単勝人気別に成績まとめてみると、勝ち馬3頭は近3走すべてで「2番人気以内」に支持されており、2着馬3頭も「4番人気以内」だった馬からしか出ていない。好走率を見ても分かるように、近3走を通じて高い支持を集めていた馬が好成績を残す傾向にある、と言えそうだ。


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112() 東京11R アルテミスステークス(重賞) 1600m

 

アルテミスS タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

若き女王へのステップ

「第2回 アルテミスステークス」

昨年2歳牝馬限定の重賞として新設されたアルテミスS。第1回の昨年は2着のアユサンが桜花賞馬に輝いており、今後も2歳から3歳の牝馬戦線における重要なレースとして存在感を増していくことが期待される。今回は、昨年のこのレースと2011年まで11月に東京・芝1600mで行われていた2003年以降過去9回の赤松賞(牝馬限定の500万下)のデータを参考にチェックしていこう。

 

上位人気馬が優勢

対象としたレースの単勝人気別成績を調べると、単勝「1番人気」馬の3着内率が90.0%、「2番人気」馬も3着内率が70.0%と、上位人気馬が優勢の傾向。そして、「3番人気」以下になると成績が大きく下降している点は特徴的といえる。ちなみに昨年のアルテミスSは、1番人気→4番人気→7番人気の順で決着した。


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初勝利直後の馬に要注意

過去10年の対象レースのなかで、もっとも注目すべきなのが前走が「新馬・未勝利」だった馬の成績だ。合わせて4勝2着9回3着4回となっている。今年も初勝利直後の馬には注目が必要だろう。ちなみに、前走「新馬・未勝利」組のうち、このレースで3着以内に入った馬の前走での単勝人気は、すべて3番人気以内だった。


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前走4着馬が好成績

前項で「新馬・未勝利」を勝ちあがった直後の馬の活躍が目立っていることに触れたが、前走の着順別に成績をまとめてみると、なぜか前走「4着」馬が3勝を挙げる好成績。優勝した3頭はいずれも“前走が重賞で、単勝7番人気以下”だったという点が共通している。


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左回りでの実績に注目!

レース経験の浅い2歳秋の重賞だけに、コース経験が結果に影響する事もありそう。そのひとつとして注目したいのが「左回りコースでの勝利実績」。2008年を除いて、初勝利を左回りコースで挙げていた馬が、対象としたレースにおいて毎年連対を果たしている。デビューから間もない馬が集まるレースだけに、こういったところもアドバンテージのひとつになるのかもしれない。


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1027() 東京11R 天皇賞(秋)(1) 2000m

 

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【過去10年のデータから(JRA)】

 

秋の中距離王の座を目指せ!

「第148回 天皇賞(秋)」

天皇賞(秋)は、東京競馬場の芝2000mを舞台に争われる秋の中距離王決定戦だ。広い東京コースで行われる一戦ではあるが、道中の駆け引きや位置取り、コース取りなどが勝敗に大きくかかわるケースも多く、立ち回りの巧さという点も勝負を分けるポイントと言えるだろう。今回は過去10年の結果をもとに、全体的な傾向をチェックしていこう。

 

伏兵馬に要注意

1960年代から1990年代までの天皇賞(秋)は、単勝「1番人気」馬の優勝が少なかったが、過去10年間では勝率50.0%となかなかの好成績。しかし「2番人気」馬と「3番人気」馬は未勝利となっており、その点は今年も気になるところだ。対して、「4番人気」から「7番人気」までの成績が比較的良好となっている。


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関東馬と関西馬はほぼ互角

過去10年の天皇賞(秋)優勝馬の内訳は、「関東馬」が3勝に対して「関西馬」が7勝。しかし、率の上ではほとんど互角の数字になっている。ちなみに過去4年は、1着が「関西馬」で2着が「関東馬」という組み合わせで決着している。


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4歳馬と5歳馬が中心!

過去10年の年齢別成績を調べてみると、「4歳」馬と「5歳」馬が好成績を挙げていた。これに続くのが2着3回の「3歳」馬で、「6歳以上」の馬はかなり苦戦している。「6歳以上の馬」で3着以内に入ったのは、2007年(6歳)3着、2009年(8歳)優勝のカンパニーだけだ。このレースが2000mで行われるようになった1984年以降で見ても、「6歳以上」の馬で優勝したのは、前記のカンパニーを除けば1998年のオフサイドトラップ(7歳)だけとなっている。


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乗り替わりは影響なし?

過去10年の天皇賞(秋)では、前走から騎手が乗り替わっていた馬のほうが好成績を収めている。前項で取り上げた外国人騎手の5勝は、すべて乗り替わりでのもの。乗り替わりをマイナスと捉える必要がさほどないレースであるといえそうだ。ただし、3着には前走と同じ騎手で臨んだ馬が8頭入っている。


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ステップレースにも注目

天皇賞(秋)にはさまざまな路線から出走馬が集まるが、過去10年では上半期のGI 戦線の締めくくりとなる「宝塚記念」や、前哨戦として行われるGII の「毎日王冠」と「札幌記念」から臨んできた馬に好走馬が集中している。ただし、前哨戦として行われるGII の中でも「京都大賞典」から臨んで勝利したのは2004年のゼンノロブロイだけ、「オールカマー」組で連対したのも2006年2着のスウィフトカレントだけとなっている。なお、3歳馬が3着以内に5頭入っているが、そのうち3頭は前走が「3歳馬限定の重賞」だった。古馬混合の重賞をステップにした3歳馬は10頭いたが、上位に入ったのは「毎日王冠」から臨んだペルーサ(2010年2着)と「札幌記念」から臨んだアドマイヤムーン(2006年3着)だけとなっている。


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宝塚記念との関連性に注目

天皇賞(秋)の前に日本で行われる3歳以上の芝の中距離GI といえば宝塚記念。近年はそこで2着以下に敗れていた馬が、天皇賞(秋)で巻き返すケースが多くなっている。過去10年のうち2008年を除く9年で、この条件に該当する馬が連対を果たしている。右回りと左回り、コースの規模も違う両レースだが、この関連性には注目しておきたい。


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