予想不可能!? by ぶちょお

2012年10月

114() 京都11R みやこステークス(GⅢ) ダート1800m

 

みやこS タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

ジャパンカップダートへ続く道!

「第3回 みやこステークス」

11月中旬から下旬に行われていたオープン特別のトパーズSが格上げされる形で重賞となったのが2010年。第1回の優勝馬トランセンド、第2回の優勝馬エスポワールシチーはともに、その後GIJpnI を制している。トパーズSの時代も、2009年に勝利したシルクメビウスが、続くジャパンカップダートで2着に入り、さらに2008年の覇者は当時3歳のエスポワールシチー。暮れの大一番に向けて重要な一戦であることは、これだけでも明らかと言えるだろう。それでは、このレースの傾向を、トパーズS時代も含めた過去10年のデータで見ていくことにしたい。

 

上位人気馬が優勢だが…

過去10年の成績を単勝オッズ別にまとめてみると、単勝オッズ「10倍未満」の馬が8勝、2着9回と、上位人気馬が優勢という結果になっている。しかし、その単勝オッズ「10倍未満」からは、3着馬が1頭も出ておらず、過去10年において、3着馬はすべて単勝オッズ「10.049.9倍」のエリアから出ているという、特徴的な分布になっている。なお、単勝オッズ「50倍以上」のエリアからは3着以内に1頭も入っていない。


M1
 

前走で敗れた馬にも要注意

過去10年のトパーズSとみやこSにおいて、前走「1着」馬の優勝は2回のみ(2004年エンシェントヒル、2008年エスポワールシチー)。しかし、2着には前走が3着以内だった馬が8頭入るなど、基本的には前走で好走した馬が中心となっている。一方、前走「6~9着」から巻き返して勝利した馬も4頭いるほか、前走「5着」馬も3着に4頭が入っており、前走で「5着以下」に敗れていた馬の巻き返しも少なくない。


M2
 

内枠の方が優勢!?

トパーズSもみやこSも、舞台は同じ京都競馬場のダート1800m。両レースの過去10年間の馬番別成績をまとめてみると、馬番「1~8番」のグループが好成績を挙げていた。「9番」より外になるとだんだん数字が落ちていき、「13番」より外は3着が2回のみとなっており、距離のロスが生じにくい内枠が優勢の傾向にある。


M3
 

ダートの中距離で好走していた馬に注目

トパーズSとみやこSの連対馬について調べてみると、「前々走までに、ダート17001800mのレースで2着以内に入っていた馬」が多いことがわかった。今年もこういった実績をもつ馬が出走してきたら、マークしてみるのも面白いだろう。


M4

114() 東京11R アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 2500m


アルゼンチン共和国杯 タイトル


【過去10年のデータから(JRA)】


節目となる秋のハンデキャップGII

「第50回 アルゼンチン共和国杯」

今回が節目の回数となるアルゼンチン共和国杯。創設以来、芝の長距離という実施条件は変わっておらず、1984年以降は11月の東京競馬場で行われている(2002年は馬場改修工事のため中山競馬場で開催)。JRAで行われるGII のハンデキャップ重賞は、春の日経新春杯と目黒記念、そしてこのレースの3つだけ。3レースとも芝の長距離で行われているが、春の2戦とアルゼンチン共和国杯では、傾向も少々異なるかもしれないので、まずはそこからチェックすることにしていこう。


上位人気馬が中心

「長距離のハンデキャップ重賞では伏兵馬の台頭が多そう」という感覚をもつ方が多いかもしれないが、アルゼンチン共和国杯では上位人気馬が優勢だ。過去10年で単勝「1~3番人気」馬が8勝を挙げて、2着にも6頭が入るなど上位人気馬が好成績を挙げている。ただし、単勝オッズ「20.029.9倍」のエリアから、1着から3着までに各2頭が送り込まれていることも、覚えておいた方が良さそうだ。

A1

A2

前走の距離に要注意!

前走の距離別成績を調べてみると、3着以内馬30頭中延べ28頭が、前走で「20002400m」のレースに出走した馬だった。一方、前走が「2500m以上」だった馬は延べ25頭が参戦して、2着と3着が1頭ずつと不振の傾向にある。また、「1800m以下」から臨んだ馬においても、延べ18頭がすべて4着以下に敗れている。20002400m」からの距離延長組が他を圧倒している点は注目に値するだろう。


A3

上昇ムードがある馬が好走

アルゼンチン共和国杯では、「前々走までに条件クラスのレースで2着以内に入っていた」という馬が20052006年を除いて毎年連対していることがわかった。さらに、最近2年は優勝馬がこの条件の該当馬である。「天高く馬肥ゆる秋」の言葉どおり、秋を迎えて一気に成長を見せているタイプには、今年も注意が必要かもしれない。


A4

10月27日(土) 京都11R スワンステークス(GⅡ) 芝1400m

スワンステークス 結果

10月28日(日) 東京11R 天皇賞(秋)(GⅠ) 芝2000m

天皇賞(秋) 結果

1028() 東京11R 天皇賞(秋)(GⅠ) 2000m


予想ポイント(狙い目)


【前走レース】

毎日王冠、宝塚記念、札幌記念、京都大賞典、神戸新聞杯

前走レースで5着以内


【前走距離】

1800220020002400


【ローテーション】

1週、中2週、中4週、中9週、10週以上


【人 気】

1番人気の3着内率は70

2番人気の3着内率は50

3番人気の3着内率は20

4番人気の3着内率は30

5番人気の3着内率は20


【配 当】

12番人気が絡む傾向が強いので、中穴狙いまでが妥当


【脚 質】

逃げ馬は厳しい


【世 代】

35歳馬が中心


【枠 順】

147枠が優秀

3枠は不調


【所 属】

関西、関東での差は無い

1027() 京都11R スワンステークス(GⅡ) 1400m


予想ポイント(狙い目)

【前走レース】

スプリンターズS、セントウルS、ポートアイランドS


【前走距離】

12001600210014001800


【ローテーション】

3週、中6週、10週以上


【人 気】

1番人気の3着内率は30

2番人気の3着内率は20

3番人気の3着内率は60

4番人気の3着内率は10

5番人気の3着内率は30


【配 当】

高配当狙い


【脚 質】

逃げ馬の3着内率は50


【斤 量】

斤量58kgは3着内率は42


【世 代】

4歳馬の3着内率は36


【枠 順】

1467枠が優秀

2枠は不調


【所 属】

関西馬の3着内率は14

関東馬の3着内率は21

1028() 東京11R 天皇賞(秋)(GⅠ) 2000m

 

天皇賞(秋) タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

さまざまなカテゴリーから日本を代表する優駿が集結!

「第146回 天皇賞(秋)」

年に2回ずつ施行されている天皇賞は、1905年(明治38年)に創設されたエンペラーズカップ(のちの帝室御賞典競走)を前身とする伝統の一戦だ。上半期の古馬長距離チャンピオン決定戦として親しまれている天皇賞(春)に対し、この天皇賞(秋)は下半期の中距離王決定戦に位置するレースである。また、このレースの後にジャパンカップやエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップなどへ駒を進める馬も多く、秋のGI 戦線を展望するうえでも見逃せない一戦と言えるだろう。近代競馬の発展を見守ってきた日本を代表するビッグレースに146代目の王者としてその名を刻むのはどの馬だろうか。今回は中山競馬場・芝2000mで行われた2002年を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。

 

前走好走馬が中心!

過去10年の3着以内馬30頭中、2005年3着のダンスインザムード、2011年3着のペルーサを除く28頭は、前走で「5着以内」に入っていた馬だった。なお、前走で「6着以下」に敗れていたにも拘らず単勝5番人気以内の支持を集めた馬は過去10年で3頭いるものの、すべて4着以下に敗れている。前走内容がいまひとつだった馬は、割り引きが必要だろう。


T1
 

宝塚記念、札幌記念からの直行組が好成績!

前走のレース別成績を見ると、該当馬がもっとも多かったのは「毎日王冠」で、延べ62頭がこの臨戦過程を選んでいた。もっとも、好走率は前走で「宝塚記念」や「札幌記念」に出走していた馬の方が優秀だ。今年も「宝塚記念」や「札幌記念」から直行してくる馬がいたら、ぜひ注目してみたい。


T2
 

毎日王冠組はここがポイント!

前走の「毎日王冠」で「6着以下」に敗れていた馬は、好走例がなかった。前々項でも指摘した通り、前走で大きく敗れていた馬が巻き返す可能性は低いようだ。


T3
 

また、前走が「毎日王冠」だった馬のうち、そのレースで単勝「6番人気以下」の支持にとどまっていた馬も3着内率3.4%と苦戦していた。ちなみに、前走が「毎日王冠」で「5着以内」、さらに「単勝5番人気以内」だった馬は、2002年以降〔3・3・2・15〕(3着内率34.8%)とまずまず堅実だ。前走が「毎日王冠」だった馬を比較する際は、その着順だけでなく当時の単勝人気にも注目すべきだろう。


T4
 

「芝2000m」か「東京・芝コース」で行われたJRAのGIGII で優勝経験のある馬が優勢!

過去10年の3着以内馬30頭中、2006年2着のスウィフトカレント、2007年2着のアグネスアークを除く28頭はJRAのGIGII で優勝経験のある馬だった。重賞未勝利の馬、JRAのGIII でしか重賞勝ちのない馬は評価を下げたい


T5
 

なお、JRAのGIGII で優勝経験があった馬のうち、2000mのJRAのGIGII において優勝経験のあった馬は、3着内率35.8と優秀な好走率をマークしていた。


T6
 

また、東京競馬場・芝2000mで行われた2003年以降に限ると、同じくJRAのGIGII で優勝経験があった馬のうち、「東京・芝コース」で行われたJRAのGIGII において優勝経験があった馬も3着内率37.5と、優秀な好走率をマークしている。今回のレース条件に近いJRAのGIGII を制している馬は、より信頼できるようだ。


T7
 

牝馬に注目!

過去10年の天皇賞(秋)に出走した「牝馬」は延べ16頭とあまり多くないが、このうち半数の8頭が3着以内に好走している。2005年には単勝14番人気のヘヴンリーロマンスが1着、単勝13番人気のダンスインザムードが3着となり、3連単1226130円の大波乱決着を演出した。今年も牝馬の参戦があったらぜひ注目してみたい。


T8

1027() 京都11R スワンステークス(GⅡ) 1400m


スワンステークス タイトル


【過去10年のデータから(JRA)】


見つめる先はマイル王者かスプリント王者か!

「第55回 毎日放送賞 スワンステークス」

マイルチャンピオンシップの前哨戦に位置づけられているスワンSだが、2002年以降の勝ち馬におけるマイルチャンピオンシップでの成績は、2007年のスーパーホーネットの2着が最高で、近年ではこのレースの勝ち馬から秋のマイル王者に輝いた馬はいない。その一方で、2009年の勝ち馬キンシャサノキセキは、このレースでの勝利を皮切りに4連勝で翌年の高松宮記念を制して、スプリント王者に上り詰めた。ここでは過去10年の結果をもとに、レース傾向にアプローチしてみよう。


人気薄の馬にも要注意!

単勝人気別の成績をチェックしてみると、好走率のすべてのカテゴリーでトップとなっているのは「3番人気」馬で、勝率20.0%、連対率40.0%、3着内率60.0で、これは2番手で並ぶ「1番人気」馬・「5番人気」馬のそれぞれの好走率に対して、断然の数値と言える。また、見逃せないのが「6~9番人気」馬・「10番人気以下」馬の3着内率が、それぞれ15.0%、11.0%で、「4番人気」馬の10.0%を上回っている点だろう。3着内数でも「6番人気以下」馬は15頭を送り出しており、データからは下位人気馬の軽視は禁物と言えるだろう。


S1

前走のレースに注目!

前走のレース別成績を調べると、勝ち馬10頭は「スプリンターズS」・「セントウルS」・「函館スプリントS」・「富士S」・「米子S」・「ポートアイランドS」の6レースから出ていた。さらにこの6レースには、開催時期が「7月以降」、距離が「芝1200m」または「芝1600m」、という共通点があることがわかった。今年もこの傾向が続くのか、注目してみたい。


S2

前走「6~9着」馬がトップタイの3着内率!

前走の着順別成績では、3着内率で前走「3着」・「4着」馬に並び、前走「6~9着」馬がトップタイとなる25.0%をマークしていた。しかも前走「3着」・「4着」馬が合わせて勝ち馬1頭であるのに対して、5頭の勝ち馬を送り出す前走「6~9着」馬は、勝率でも10.4%をマークしており、12.5%で勝率トップの前走「1着」馬に続く2番手につけている。前走で6着以下に敗れていた馬でも、このレースで巻き返すチャンスは、十分にあると言えるだろう。

S3

10月20日(土) 東京11R 富士ステークス(GⅢ) 芝1600m

富士ステークス 結果

10月21(日) 京都11R 菊花賞(GⅠ) 芝3000m

菊花賞 結果

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