予想不可能!? by ぶちょお

2012年08月

92() 新潟11R 新潟記念(GⅢ) 2000m

 

新潟記念 タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

波乱の決着が続くサマー2000シリーズ最終戦!

「第48回 農林水産省賞典 新潟記念」

新潟記念は、中山競馬場・芝2000mで開催された1996年と2000年を除くと、1965年の創設以来、新潟競馬場・芝2000mのハンデキャップレースとして行われている。単勝1番人気馬が3着以内に入ったのは、過去10年で2着2回のみという波乱含みの一戦だ。また、2006年以降は夏競馬の中距離王者が決まる『サマー2000シリーズ』の対象レースとしても注目を集めるようになった。20062010年のシリーズチャンピオンは、いずれもこのレースに出走していた馬である。夏競馬のクライマックスとも言える名物重賞を読み解くべく、今回は過去10年のレース結果を中心に、好走馬に共通する傾向を分析してみよう。

 

高齢馬は割り引き!?

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」で優勝を果たしたのは2004年のスーパージーン(6歳)と2009年のホッコーパドゥシャ(7歳)のみで、好走率の面でも「5歳以下」だった馬を大きく下回っている。まずは比較的年齢の若い馬に注目してみたい。


N1
 

負担重量に注目!

牡馬・せん馬の負担重量別成績を見ると、「55キロ未満」だった馬は優勝例がなく、好走率の面でも「55キロ以上」だった馬を大きく下回っていた。負担重量の軽い牡馬・せん馬は割り引きが必要だろう。


N2
 

一方、牝馬の負担重量別成績を見ると、連対を果たした4頭はいずれも「53キロ未満」の馬だった。牡馬・せん馬と異なり、牝馬を比較する際は負担重量の軽い馬に注目すべきなのかもしれない。


N3
 

前走も『サマー2000シリーズ』対象レースだった馬が中心!

『サマー2000シリーズ』が施行されるようになった2006年以降の前走のレース別成績を見ると、前走で「同年のサマー2000シリーズ対象レース」に出走していた馬の好走率が、前走で「その他のレース」に出走していた馬のそれを大きく上回っていた。サマー2000シリーズの最終戦(2007年は第4戦として行われた)だけに、同シリーズの対象レースを経由してきた馬の方が信頼できるようだ。


N4
 

なお、前走が「その他のレース」だったにもかかわらず連対を果たした3頭は、いずれもそのレースで「1着」だった。前走が同年のサマー2000シリーズ対象レース以外で、なおかつ「2着以下」に敗れていた馬は評価を下げるべきだろう。


N5
 

近年は内外極端な枠に入った馬が不振!

2006年以降の馬番別成績を見ると、「1~4番」の馬が3着内率4.3%、「1018番」の馬が同6.5%と、それぞれ低調な成績に終わっていた。一方、「5~9番」だった馬の3着内率は46.7%に達している。ちなみに、昨年の優勝馬ナリタクリスタルの馬番は5番、2着馬サンライズベガは9番だった。今年も内外極端な枠に入った馬は割り引くべきかもしれない。

N6

92() 小倉11R 小倉2歳ステークス(GⅢ) 1200m

 

小倉2歳ステークス タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

夏の小倉競馬を締めくくる激戦必至の2歳重賞!

「第32回 小倉2歳ステークス」

過去10年の小倉2歳Sで単勝1番人気の支持を集めた馬のうち、優勝を果たしたのはメイショウボーラー(2003年)、ブラウンワイルド(2010年)の2頭だけである。さらに、単勝オッズ1倍台の圧倒的な支持を得た馬は過去10年で4頭いたが、連対を果たしたのは前出のメイショウボーラーのみで、残る3頭はいずれも3着以下に敗れている。のちに大舞台で活躍する馬も数多く輩出しているレースだが、前評判の高さが好結果につながるとは限らないだけに、出走各馬の実績や将来性をじっくり見極めたいところだ。波乱含みの一戦を読み解くべく、今回は過去10年の成績をもとにレースの傾向を分析してみよう。

 

前走の条件と内容に注目!

過去10年の優勝馬10頭中6頭は、前走が「未勝利(新馬2走目以降を含む。2002年までは同一開催で勝ち上がるまで新馬に出走できた)」、3頭は前走が「オープン特別」だった。一方、前走が「新馬」だった馬のうち優勝を果たしたのは2004年のコスモヴァレンチのみで、好走率も前走が「未勝利」・「オープン特別」だった馬を下回っている。前走が「新馬」だった馬はやや評価を下げるべきだろう。


K1
 

前走が「新馬」だった馬のそのレースのコース別成績を見ると、前走が「小倉・芝1200m」だった馬は3着内率9.7とさらに苦戦していた。前走が「新馬」だった馬の場合、今回と同じコースを経験していても好走する確率が上がるわけではなく、むしろ過信禁物と言えそうだ。


K2
 

ちなみに、前走が「未勝利」だった馬についてそのレースの2着馬とのタイム差別成績を見ると、前走で2着馬に「0秒3以上」のタイム差をつけていた馬は、3着内率33.3とさらに優秀な成績をマークしていた。前走の「未勝利」を大きな着差で勝ち上がってきた馬にはぜひ注目してみたい。


K3
 

また、前走が「オープン特別」だった馬についてそのレースの着順別成績を見ると、そのレースで「4着以下」に敗れていた馬は好走例がなかった。既にオープンクラスのレースを経験している馬であっても、そのレースで上位に食い込めなかった馬は割り引くべきだろう。


K4
 

前走の“末脚”がポイント!

過去10年の優勝馬10頭中、2006年のアストンマーチャンを除く9頭は、前走で出走メンバー中「1位」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬だった。一方、前走の上がり3ハロンタイム(推定)が出走メンバー中「4位以下」だった馬は、一頭も連対していない。前走内容を比較する際は、レース終盤の脚色にも注目したいところだ。


K5
 

外枠の馬が好走!

枠番別成績を見ると、「5~8枠」だった馬の好走率は、「1~4枠」だった馬のそれを大きく上回っていた。昨年も1着エピセアローム(7枠10番)、2着マコトリヴァーサル(7枠11番)、3着ハギノコメント(8枠13番)、4着ヴェアデイロス(8枠12番)と7~8枠の馬が上位を独占しているように、外枠の馬が好走しているレースである。今年も内めの枠を引いてしまった馬は、割り引きが必要かもしれない。


K6

91() 札幌11R 札幌2歳ステークス(GⅢ) 1800m

 

札幌2歳ステークス タイトル

 

【過去10年のデータから(JRA)】

 

札幌発、未来へ夢が広がる2歳重賞!

「第47回 農林水産省賞典 札幌2歳ステークス」

このレースの2005年の覇者アドマイヤムーンは、その後、ドバイデューティフリーなど国内外のGI を3勝する活躍を見せ、2008年の勝ち馬ロジユニヴァースはダービー馬に輝いた。また、2010年2着のアヴェンチュラが秋華賞を、昨年2着のゴールドシップが皐月賞を制するなど、このレースでの好走をステップに、栄光への階段を上っていった馬は多い。今年は昨年までより約1か月早い日程でレースが行われるが、未来のスターホースがまた飛び出すのか。過去10年の結果から、レース傾向に迫ってみよう。

 

キャリア2戦以上の馬が優勢!

2008年に通算出走回数が「1回」だったロジユニヴァースが勝ち、2002年にもデビュー2戦目のサクラプレジデントが勝利を収めているが、優勢を誇っているのは、通算出走回数が「2回以上」のグループだ。とくに3着内率では通算出走回数が「1回」の馬が16.4%にとどまっているのに対し、57.1%と圧倒的な数値を誇る「5回以上」を筆頭に、通算出走回数が「2回以上」の各グループは、いずれも20%以上の数値を残している。キャリアの豊富さは、このレースではアドバンテージになる場合が多いと言えるデータだろう。


S1
 

1番人気馬が3着内率80%!

単勝人気別成績では、「1番人気」馬が連対率60.0%、3着内率では80.0%の優秀な数値を叩き出し、「2番人気」馬も3着内率で50.0%をマークしている。「6番人気以下」組からは7頭の3着以内馬が出ているが、「1番人気」馬だけでも、その7頭を上回る3着以内馬8頭を出しており、未知数な部分の多い2歳馬のレースながら、上位人気馬の好走が多いという点は、覚えておいても損はないだろう。


S2
 

前走との単勝人気比較も要チェック!

札幌2歳Sの単勝人気と前走のそれを比較すると、注目すべき傾向が見つかった。3着以内馬30頭のうち15頭が、「前走と同じ人気」か「前走より人気が上がった」グループに属していた。その3着内率は前者が62.5%、後者が45.5%という高い数値を記録している。「前走より人気が5つ以上下がった」グループになると極端に好走率が落ち込むことからも、前走との単勝人気比較は、今年もチェックポイントの一つになるかもしれない。


S3

8月25日(土) 札幌11R エルムステークス(GⅢ) ダ1700m

エルムステークス配当

エルムステークス馬券

8月26日(日) 新潟11R新潟2歳ステークス(GⅢ) 芝1600m

はずれ(TДT)

8月26日(日) 札幌11R キーンランドカップ(GⅢ) 芝1200m

はずれ(TДT)

8月26日(日) 札幌11R キーンランドカップ(GⅢ) 芝1200m

・人気サイドは堅実

・10番人気以下の連対もあり

・前走函館札幌以外の競馬場だった馬、前走6着以下の人気薄の好走はない

・前走5着以内の馬は好走

・洋芝を得意とする馬は注意

8月26日(日) 新潟11R新潟2歳ステークス(GⅢ) 芝1600m

・人気サイドは、かなり堅実

・10番人気以下でも好走あり、波乱が多い

・その波乱は関東馬が演出。関西馬は人気馬のみ

・前走オープンで連対していた馬

・新馬・未勝利の場合は、前走人気薄だった馬でも好走

・馬場、距離、キャリアに注意

・前走距離のデータから芝1400m~1600mが中心

・前走先行して上がり最速の馬

・阪神からのローテにも注目

・前走小倉だった馬は厳しい

 

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