4月29日(日) 京都11R 天皇賞・春(GI) 芝3200m 予想
2012年04月
4月29日(日) 京都11R 天皇賞・春(GI) 芝3200m 予想ポイント
4月29日(日) 京都11R 天皇賞・春(GI) 芝3200m
【過去10年のデータから(JRA)】
過去10年の天皇賞(春)で、単勝1番人気で2着以内に入ったのは2006年に優勝したディープインパクトただ1頭。単勝オッズ1.1倍に支持された歴史的名馬を除く9頭の単勝1番人気馬がすべて3着以下に敗れているデータは、念頭においておいた方が良いかもしれない。また、2着馬は単勝「2~4番人気」、単勝オッズ「2.0~9.9倍」のエリアから多く出て、3着馬は単勝「4~5番人気」、単勝オッズ「7.0~14.9倍」から多く出ているというデータも興味深い。
天皇賞(春)の過去10年のデータでは、「4歳馬」が6勝を挙げている。「5歳馬」は3着に6頭が入っているものの、勝率と連対率では「4歳馬」を下回る結果となっていた。そして「7歳以上」の馬は苦戦傾向が顕著。連対したのは2005年のビッグゴールドと2010年のマイネルキッツのみで(ともに7歳)、全体的に厳しい状況となっている。
過去10年の天皇賞(春)の3着以内馬30頭のうち24頭を、前走が「3着以内」だった馬が占めていた。同じ掲示板に載った馬でも前走が「4~5着」だった馬は、延べ28頭出走して3着以内がゼロというのは気になるデータと言えるだろう。ちなみに前走「6~9着」から巻き返して連対した3頭には、いずれも前年の秋にGI を勝った実績があった。また、前走「10着以下」から2着に食い込んできた2頭(2003年サンライズジェガー、2007年エリモエクスパイア)は、ともにこのレースが「初の古馬GI 出走」という共通点があった。
天皇賞(春)では、「前年の秋に芝2400m以上のGI に出走して、4~8着になっていた」という馬が、該当馬の出走がなかった2003年以外で必ず連対しているということがわかった。2011年は該当馬が4頭出走して、そのうちの2頭が1、2着となっている。この条件に該当する馬には注目しておくことをおすすめしたい。
【予想ポイント】
(距離実績)
芝3000m以上の連対歴
芝2400~2600mの連対歴
芝2400m以上の3着経験
(ローテ)
前走が日経賞(着順不問)
前走が産経大阪杯(7着以内、GI連対経験馬に限る)
前走が阪神大賞典(2着以内)
前走が上記以外の芝2200m以上のレース(2着以内)
4月28日(土) 東京11R 青葉賞(GII) 芝2400m 予想
4月28日(土) 東京11R 青葉賞(GII) 芝2400m 予想
4月28日(土) 東京11R 青葉賞(GII) 芝2400m 予想ポイント
【過去10年のデータから(JRA)】
青葉賞では、単勝1番人気に支持された馬が6勝と上々の成績を挙げていた。過去10年の優勝馬のうち8頭は単勝「1~2番人気」だが、2着馬は8頭が単勝「4番人気以下」から出ている。ちなみに単勝1番人気で4着以下に敗れた2頭は、その単勝オッズが3.0倍以上だったという共通点があった。また、2着馬のうち5頭が単勝オッズ「10.0~19.9倍」のエリアから出ていることもポイントとして挙げられそうだ。
青葉賞は、「皐月賞には出られなかったが、日本ダービーには出走したい」という思いをもった陣営が多くエントリーしてくる重賞。過去10年で前走が「皐月賞」という馬は5頭出走して、最高着順は2002年のヤマノブリザードの3着となっている。一方、好成績を残しているのは、前走が「弥生賞」または「毎日杯」だった馬で、それぞれ高い好走率を示している。また、前走「スプリングS」組が不振となっているのは気がかりなデータと言える。
青葉賞では、「5走前までに10頭立て以下のレースで勝利していた」という実績を持つ馬が、2009年を除いて毎年連対していたことがわかった。2009年も該当馬が3着(トップカミング=6番人気)と健闘していた。最近は少頭数で行われるレースが減ってきているが、今年もこのデータに合致する馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いかもしれない。
【予想ポイント】
(ローテ)
前走が毎日杯(3着以内)
前走が芝2000m以上の500万(1着)
前走が皐月賞トライアル(7着以内)
前走がすみれS(3着以内)
(距離実績)
芝1800m以上の1着経験 or 同距離の重賞2~3着歴
(脚質)
差し馬が有利、追込馬は厳しい
4/21・22 結果
4月21日(土) 福島11R 福島牝馬S(GⅢ)
4月21日(土) 東京11R メトロポリタンS
4月22日(日) 東京11R フローラS(GⅡ)
ハズレ(TДT)
4月22日(日) 京都11R マイラーズC(GⅡ)
4/22 予想
4月21日(土) 福島11R 福島牝馬S(GIII) 芝1800m 予想
4月22日(日) 京都11R マイラーズC(GⅡ) 芝1600m 予想ポイント
4月22日(日) 京都11R マイラーズC(GⅡ) 芝1600m
【過去10年のデータから(JRA)】
過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、前走で「1700m以上」のレースに出走していた。また、前走が「1700m以上」だった馬の好走率は、前走が「1500m以下」・「1600m」だった馬のそれを大きく上回っている。レース条件の変更が大きく影響しなければ、今年も前走で「1700m以上」のレースに出走していた“距離短縮組”が中心となるのかもしれない。
過去10年の優勝馬10頭中、2002年のミレニアムバイオを除く9頭は既にJRA重賞で優勝経験のある馬だった。また、JRA重賞で優勝経験があった馬の好走率は、なかった馬のそれを大きく上回っている。今年も、重賞タイトルを既に獲得している馬に注目してみよう。
ただし、JRA重賞で優勝経験があった馬のうち、芝1800m以上のJRA重賞で優勝経験のなかった馬は連対率3.1%、3着内率12.5%と苦戦を強いられていた。重賞ウイナー同士を比較する際は、今回よりも長い距離のJRA重賞に実績がある馬を重視してみよう。
過去10年の優勝馬10頭中、2002年のミレニアムバイオを除く9頭は前走との間隔が「中4週以上」だった。また、前走から「中4週以上」で臨んだ馬の好走率は、前走から「中3週以内」だった馬のそれを大きく上回っている。今年はレースの開催時期が1週移動したものの、レース間隔が詰まっている馬は割り引きが必要かもしれない。
前走がJRAの平地レースだった馬について4コーナーの位置別成績を見ると、3着以内馬29頭のうち17頭はそのレースの4コーナーを「4番手以内」で通過した馬だった。
また、同じく前走がJRAの平地レースだった馬について、そのレースの上がり3ハロンタイム順位(推定)別成績を見ると、前走で出走メンバー中「1位」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬は優勝例がなく、好走率の面でも「2位以下」だった馬を下回っていた。どちらかと言うと「逃げ馬」や「先行馬」が有利で、「差し馬」や「追い込み馬」は分の悪いレースだ。
ただし、2002~2011年に京都・芝1600mの外回りコースで開催されたJRA重賞(全50レース)について同様の集計を行ったところ、3着以内に好走した馬の頭数は、前走の4コーナーで「4番手以内」だった馬(71頭)よりも「5番手以下」だった馬(76頭)の方がわずかに多かった。
また、前走で出走メンバー中「1位」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた馬も優秀な好走率をマークしている。舞台が京都・芝1600m・外回りに替わったことで、脚質別の成績に変化が出る可能性もありそうだ。
【予想ポイント】
(実績)
GⅠ3着以内経験
GⅡ・GⅢでの2着以内経験
(ローテ)
前走が中山記念(4着以内)
前走がGⅠ(4着以下)
前走がGⅡ・GⅢ(着順不問)
4月22日(日) 東京11R フローラS(GⅡ) 芝2000m 予想ポイント
4月22日(日) 東京11R フローラS(GⅡ) 芝2000m
【過去10年のデータから(JRA)】
前走の着順別成績では「2着」・「3着」・「4着」の3グループが、勝率で10.0%を超える数値をマークしていた。前走「1着」組は、2頭の優勝馬を送り出しているものの勝率は4.0%、連対率でも10.0%にとどまっている。前走で「2~4着」に敗れたグループに注目したい。
前走の距離別成績に目を移すと、好走率でトップの数値をマークしていたのは前走「芝1800~1900m」組。また、3頭の優勝馬を送り出している「芝2000m以上」組は、勝率は5.2%にとどまっているが、連対率では12.3%と2番手の数値を残しており、連対率に限れば、前走「芝1800m以上」組が上位を形成している。前走で中距離レースに出走した経験が、奏功しているようだ。
近3走以内で経験した最も短い距離別の成績を調べると、連対率で「1600m以上」と「1500m以下」では、2倍以上の差が開く結果となった。3着内率では、その差はさらに大きくなっており、近3走のいずれのレースでも「1600m以上」を走っていたグループが圧倒的優勢を誇っていると言えるだろう。
また、その近3走では、ダートレースの出走回数が少ないほど、より高い好走率をマークする傾向にあった。近3走での距離経験、芝・ダート経験もチェックポイントの一つになりそうだ。
【予想ポイント】
(実績) 未勝利勝ちしたばかりの馬も通用 (距離実績) 芝・ダートを問わず1800m以上の1着経験 芝・ダートを問わず1600mの1着経験(東京マイルの1着経験があればなお◎) (ローテ) 前走がフラワーC(3着以内) 前走がミモザ賞(4着以内) 前走が上記以外の芝1600m以上の500万(9着以内) 前走がフラワーC以外のOP特別or重賞(4~7着)
4/15 皐月賞(GⅠ) 結果
4月15日(日) 中山11R 皐月賞(GI)