85() 新潟11R レパードステークス(GⅢ) ダ1800m

レパードSタイトル


【過去10年のデータから(JRA)】

ダート戦線でのさらなる飛躍に向けて
「第4回 レパードステークス」

JRAで行われる3歳馬限定のダート重賞はユニコーンSとこのレパードSの2つ。創設された2009年に勝利したトランセンドはその後のダートGI 戦線で大活躍し、同年2着のスーニも数々の重賞タイトルを手に入れている。また、2010年の勝ち馬ミラクルレジェンドもダート重賞戦線で好勝負を続けており、このレースはその後に飛躍を遂げる馬が続々と登場している重賞となっている。過去のデータは3年分と少ないが、その中での傾向や共通点をピックアップしていきたい。

上位人気馬が中心

過去3回のレパードSで勝利を収めた馬はすべて単勝1~2番人気に支持された馬で、単勝オッズを調べると、3頭とも3.3倍以下だった。連対馬でみても6頭中5頭が3番人気以内の馬で、残る1頭も2010年のグリッターウイング(単勝オッズ13.9倍の6番人気)となっている。昨年は3着に単勝オッズ108.5倍のタナトス(12番人気)が入ったが、基本的には上位人気馬優勢の傾向があるようだ。


R1

関西馬が圧倒!

過去3年のレパードSで3着以内に入ったのはすべて「関西」馬だった。「関東」馬は4着が最高着順という劣勢状態となっている。しかし、騎手は「関東」所属が活躍しており、関西馬に騎乗した「関東」所属騎手は、〔2・2・2・10〕で3着内率37.5%と上々の成績を残している。


R2

前走の成績に要注目!

過去3年のレパードSでは、「前走で新潟・ダート1800mで行われた3歳以上1000万下クラスのレースを連対していた」馬が毎年連対している。コース実績に加え、夏場のレースだけに、順調さと勢いを兼ね備えている馬が有利になるのかもしれない。今年も該当する馬が出走するようなら注目が必要だろう。


R3

通算3勝で臨む馬にも要注意!

レパードSでは、3年連続で「通算3勝」の成績で臨んできた馬が1頭だけ連対し、その3頭には「ダート1800mでの勝率が100%」という共通点があった。今年も「通算3勝」と「距離実績」の両方がある馬が出走してきたら、狙ってみるのも面白いかもしれない。

R4